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2004年8月20日 (金)

負けても相手をいたわる心

■アテネオリンピックのせいで寝不足続く日々である。今回の日本選手たちの健闘は素晴らしい限り。少々の眠さは、がまん、我慢。
■ライブで観戦できるという幸運を今回は切に感じている。競技する選手の一挙手一投足に目が離せない。それは、自国の選手の勝利をほぼ同時間帯に応援できるだけでなく、現実ではあり得ない一瞬があるからだ。
■松坂投手が先日、オリンピックで初めてキューバ野球チームから勝利を挙げた。自国民が勝利を挙げることは単純に嬉しいと感じた。ただ、あの試合では勝利以上に涙したことがあった。スポーツという実生活ではありえない秩序と儀礼のある世界で繰り広げられるさりげない仕草に涙してしまったのだ。
■それは、あの試合が終了した後、両チームの選手が握手を交わしているときだった。一人のキューバの選手が松坂投手と握手をしたとき、彼は日本のエース投手の右肩をそっとなでたのだ。三回裏の攻撃で、キューバ選手の鋭い打球が松坂投手の利き腕である右腕に直撃。投手は治療に時間を要した。
■試合には負けても、負傷した相手選手を気遣う心がそこにはあったのだ。そんな一瞬にまた立ち会えるかもしれぬ、と思うと、寝不足が続くのは間違いない。

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