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2005年9月 3日 (土)

日本小股党って何さ?

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<赤坂水戸幸ビルに集まった友人たち>

■「日本小股党」という政党を結成する夢を見た。
■党の結成趣旨から行動戦略、7カ条に及ぶ政策まで、ひと~つ、ふにゃらら、ふた~つ、ふにゃふにゃと、あっしは壇上に立ち、右手のこぶしをときおり振り上げながら、延々と論を展開するじゃあ、ありませんか。
■なかなかやるな、と自画自賛していたら、目が覚めた。ベッドに起き上がった瞬間、ほとんどの記憶が消失。あいやあ、スゴイこと言ってた気がするが、記憶に残ったのは「ニッポンコマタトウ」という言葉ばかり。いや、情けない、というか、もったいない!

■衆議院議員選挙が始まり、早朝から候補者の名前ばかりが連呼されるスピーカーからの騒音に、きっと腹を立てていたに違いない。眠っていても五感は刺激されるのだ。
■で、なんで小股なのか、というと…… 二日連チャンの赤坂宴会で「小股論」を燃え上がらせた残り火が、まだくすぶっていたからだ、とすぐに思い当たった。「小股」で政党ができるはずはない。もともと政治家になる気なんてさらさらない。その資質も意欲も人脈もない。しかし、投票には行く。
■で、なんで小股なのか、というと…… その定義は諸説ある。少なくとも言えることは、小股というものが具有されるのは女性のみであること。小股を容易に判別できるのは、女性の正面からでなく後方からのみであること、のふたつ。つまり、女性が自分では判別が難しいという厄介な存在なのだ。また、元禄時代の粋な女を称して「小股の切れ上がった女」と表現されることがあるが、この表現は江戸時代を描いた現代作家の言い回しであって、庶民の間で日常使われていた、という研究報告をあっしは知らない。

■エスカレーターに乗ると、あっしの場合、電車で外出することが少ないので、いろいろと興味しんしんになる。前に立っている人の靴底の減り方とか、服装のコーディネーション、臭い、姿勢とか観察しながら、人物の疲労度や職業、置かれた状況など、あれやこれやとつい想像してしまうのだ。
■エスカレーターに乗って、上の方を見るのはあまり品のいいことではない。しかし、永田町とか御茶ノ水とかとてもとても長いエスカレーターに乗ると、時間を持て余すではないか。つい、目が上に…いってしまう。そんなとき、美しい小股を秘めている女性を目にすると、もう目のやり場に困ってしまうのだ。それは、短いスカートからパンチラ見ようなんて青臭い世界とは違う。アンタッチャブルな世界なのである。

■ちょっと話が飛んでしまうが、スペインに建築物を撮影しに行くことがある。かの地では異なる美意識のスイッチが入ることを、ここに明記しておきたい。なぜ美意識が変わるかというと、行き交うほとんどの女性に、美しい小股が備わっているからだ。デフォルトが小股美人ばかりだと、特に凝視することも意識することもなく、心地いい世界にひたりながら、シャッターを押すことに集中できる。それほど、小股はあっしにとって重要な存在らしいのだ。
■言っておくが、小股美人とは、足が長いとか、膝がまっすぐに伸びているとか、スタイルがいいとか、そんなステレオタイプな画一化された低次元な世界とは別のところに存在する。
■「日本小股党」なんて政治結社は存在するに及ばない。選挙演説しているスピーカーからのうるさい声に触発されて見た単なる悪夢にすぎないからだ。とはいえ、男と生まれたからには、小股の神秘を追い求めるべきかと、強く強く心に刻み込むのである。

■また、話が飛んでしまうが、子供のころ、あっしは相撲がけっこう強く、小柄だったが「うっちゃり」とか「首投げ」とか大技が好きだった。しかし、体力勝負で押してくる相手には、やむを得ず「内掛け」とか「小股すくい」という小技を仕掛けることもあった。その「小股すくい」だが、その「小股」というのは、膝から下の部分だったと、最近気がつかされた。ここに詳しい話が書いてある(↓)。http://www.ne.jp/asahi/haname/win-game/haname/essai/article/komata.htm
■とはいえ、「いやあ、小股の切れ上がったいい女じゃねえかい」なんて言葉を時代劇や舞台で聞いたとき、着物のすそからチラリと見えた膝下がなんともすらりと美しい、なんてシーンを見た記憶もない。とすれば、舞台などで使われる「小股の切れ上がったいい女」という表現には、「恋愛への感応力が良さげに見えるさっぱりした小粋な女」(かぶ吉)という意味が隠れているようだ。

■あっしが「小股美人」と称するのは、実はもっと物理的。正面より後ろから見たときのほうが足が長く見えるパンツ姿の女性っているだろう。股の上に小さな股がある。いわばターボエンジンのような「もうひとつの小さな股」こそ「小股」ではないか、と思う。

■じゃあ、その小股がどうしてできるのか。
■「はい、お尻をもっとしめて!」と、モデルの歩行訓練のときにトレーナーが言っていたことを、テレビで見たことがある。「お尻をしめて」は「ケツの穴をしめて」と同じ。ヨガの訓練でもやる。どんな穴でも、締める努力を怠るとドンドン緩むのだ。
■というわけで、「ケツの穴をキュキュッとしめ、背筋を伸ばして闊歩するちょっと細身のいい女」こそ、あっしにとっての「小股の切れ上がったいい女」らしい。彼女たちはそれなりに努力してる。そんな努力してる現代の女性を見ると、「ああた、小股の切れ上がったいい女だよ」とつぶやいてしまのだ。

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