« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »

2005年10月30日 (日)

夕焼け雲

IMG_20051028_094d

■「あしたは晴れかもね」と夕焼け雲はつぶやいた。金曜日の夕暮れのことだった。翌日は雨。秋空不順にて夕焼け雲に責はなし。
■早起きする膝にのせたちゃんちゃんこの紺色が深い。
■これで東京の週末は四週間連続で雨、雨、雨…。土曜日は「戌(いぬ)の日」と「七五三」が重なり、隣りの水天宮は大賑わいだった。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

都会のキリン

IMG_20051028_078d

■窓の外ばかり見ている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月29日 (土)

資料は捨てろ

IMG_20051029_005d

■昨夜、ブタにしかられた。■怒りで真っ赤に染まる鼻欠けブタ“ミュウ”の眉間に何やら光る。■「資料なぞみんな捨てちまって自分で書きやがれ」とヤツは吐き捨てるように言った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月28日 (金)

手づみの柿

IMG_20051027_057c

IMG_20051027_021c

■午後に起き出してきたら、「庭になった柿だよ」とM嬢が届けてくれた柿が、テーブルの上にのっていた。何もいじっていない柿色が部屋の中を占領し、品の良い甘味が心をつなぐ。
■何かに切れそうになったとき、そんな気持ちのつながりが先へ進む力を与えてくれる。
■風邪気味な夜、進まぬ原稿を置き去りにしたまま早寝する。「あしたから…」とつぶやいて。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005年10月27日 (木)

トラと耳栓

IMG_20051026_004d

■野球解説者が一様に驚いていたのは、ロッテの打者が際どいボールを簡単に見極める目を持っていることだった。
■二年前に誰かからもらったタイガース優勝記念タバコ。賞味期限の表示はH16.5とあり一年半前に切れているが、プレミアがつくだろうか。
■仕事に集中するために耳栓を買った。プールでも使える3M社製。
■脈略なく置かれた本棚の上の置物は、脈略のない話をつづらせる。仕事に埋もれて頭が壊れているかもしれない。トラは耳栓をしてたから勝てなかった、なんて無理やりつなげてもいいけどさ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年10月26日 (水)

マルガリータの顔

■満月と新月の夜に頭を丸める。坊主頭にとかす髪なし。だから、化粧鏡の前に立つこともない。頭を刈るときに見る鏡は、水滴と水あかで霞んだ風呂場の鏡。落とし紙を風呂場の床に広げ、充電式バリカンで頭を刈り上げ、落ちた分身を落とし紙に包んで捨て、シャワーで洗う。鏡はよく見えない。顔は毎日あたってひげを剃るが、蛍光灯の向こうにある洗面所の鏡には、ちょっとつくった顔がある。どちらにしても、いつもの表情をした顔をみることがなかった。
■最近、机のそばに卓上鏡を置いたのだが、いや、驚いた。何に驚いたかって、普段の自分の顔がこれほど難しそうな顔をしていたのか、ということにだ。眉間にしわ寄せにらむ顔。あらあら。好きな仕事をしているくせに、なぜか楽しそうでない。身の丈以上の仕事に取り組んでいれば楽しそうな顔ばかりしていられないが、身の丈より低い仕事ってそうあるもんじゃない。
■そういえば、思い当たるふしがある。あれは飲み会のときだった。「今日は静かですね」と、友人Mから言われた。そのときは確かに何か考えごとしていた記憶がある。そのときの表情は多分、“眉間にしわ寄せにらむ顔”だったに違いない。顔の筋肉がしかと記憶している。間違いない。そうか、オレはずっとこんな湿気た面をしていたのか、と卓上鏡の中の自分につぶやいたのだった。
■鏡をそばに置いて一ヶ月ほどが過ぎた。いろいろやってみた。気がつくと口元が下がって困った顔になってしまうので、口元に少しだけ力を入れて持ち上げる訓練を繰り返した。傷が早く直る硬めのバンドエイドをご存知だろうか。半分に切ると三角形になる。眉の間に貼り付けると、眉間を寄せようとしたときバンドエイドが突っ張って警告を発する。いかんいかん、と眉を開こうとして眉を上げる、という具合に。宅配便を集荷に来たいつものお兄ちゃんに「どうしたんですか?」と引かれたりしたが、とにかく続けた。
■そんなこんなで、原稿は進まず困ってはいるが、卓上鏡に写る顔は楽しげ。人の顔は簡単に変わるものらしいと、ちょっと自慢げでもある。こんなところに逃げ込んでる場合じゃないんだけどね。クショー!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005年10月25日 (火)

夕暮れどき

IMG_20051024_015d

2005年10月24日午後5時31分 日本橋

手持ちでもブレわずかだが
以下の設定で画像が粗い。

ISO 800
露出時間 1/15秒
露出補正 -2

| | コメント (3) | トラックバック (0)

IMG_20051024_007c

2005年10月24日午前6時15分
日本橋水天宮

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月24日 (月)

道具に頼る

IMG_20051023_087c

■日本橋蛎殻(かきがら)町にある水天宮交差点前交番をシフトレンズで撮る。
■被写体までの距離が離れれば離れるほど画像は小さくなる。通常のレンズではその比率が光学的に忠実に再現される。だから、見上げるような高い建物を撮ると、上のほうがしぼんで撮影される。説明するほどのこともない常識だろう。
■とはいえ、人間の肉眼に写った被写体の印象が、写真と違って見えることがないか。建物は直立して見えていなかっただろうか。建物に対してレンズを垂直方向にずらすことができれば、この写真のように建物の縦線を垂直に撮ることができる。それがシフトレンズの役割だ。
■カメラで撮影した写真を見ると、自分では撮った記憶がない画像が紛れ込んでいることがないか。レンズを換えたり別のカメラで撮ると、同じ被写体でも違って見えた、という経験はないか。肉眼でみた印象とまったく同じ絵柄に出会うことがないか。
■シフトレンズで遊んでいると、そんな道具に頼って遊んでいると、私の場合、その頻度が増す。
■この写真はシフトレンズで撮影したありえない画像だが、昨日、秋葉原までの散歩から帰ってきたとき、確かに見たという記憶が私にはある気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

被写体に頼る

IMG_20051023_032d

日本橋小伝馬町にはまだこんな一角が残っている。もう少し話をしていたかった…。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

青空散歩

IMG_20051023_011d IMG_20051023_033d IMG_20051023_036d
□工事現場の空地  □小伝馬町の店舗  □もうすぐ秋葉原

■日曜日は快晴。半月ぶりに晴れた東京だった。七五三を祝う親子連れで隣りの水天宮は朝から大にぎわい。子を思う親の気持ちが束になって青空高く抜けるさまを横目に見ながら外に出る。秋葉原で買い物をするためだ。
■こんなに外気がすがすがしい日は一年に何回かしかない。電車をやめ歩くことにした。秋葉原までは日比谷線で二つ目。けっして遠くはないが、歩いたことはない。
■水天宮から人形町通りを神田方面へ歩き始める。斜め左から当たる午後の日差しが、確かに北東に向かって歩いていることを実感させた。小伝馬町を抜けるとその先はもう秋葉原。一本道だから間違えようがない。写真を撮りながらだったが三十分ほどで到着。こんなに近かったとはねえ。
■『ヨドバシカメラ』は休日モードだった。平日とは明らかに違う客たちの雰囲気。エスカレータの左側に一列になって乗る客たち。平日は違う。皮製のカメラストラップやカメラフードなどを物色し帰宅す。ちなみに、長居してもこの店にはウォシュレットのトイレが完備されているので安心。
■歩き疲れて昼寝した、休日らしい休日でありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月21日 (金)

十五分の一

IMG_20051021_025c2
     今日の月:2005年10月21日午前6時30分

10月21日の朝、西の空に月を見た。
「十五分の一」の差を初めて意識した。
月の満ち欠け。

IMG_20051020_086c
     昨日の月:2005年10月20日午前6時19分

| | コメント (0) | トラックバック (0)

まんこい

IMG_20051020_162d■琥珀色に輝く酒が鹿児島から届いた。
■黒糖焼酎「まんこい」はお湯で割るよりキンと冷やし、食事とともに飲むとよいらしい。
■「まんこい」とは「招き入れる」という意味で、商売繁盛の言葉として使われる。と、ラベルに書かれてあった。
■思いがけぬ届け物に浮き立ち、朝まで飲み明かす。いかん、いかん。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年10月20日 (木)

空に月

IMG_20051020_084c

10月20日の早朝、西の空に月を見た。

IMG_20051020_049c

東京の空から雲が消えた。
今日はこのまま快晴という予報。
いったい何日ぶりだろう?

……

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年10月19日 (水)

絞れない頭

IMG_20051018_028c

■シトシトと秋雨続く日本橋。

■最近、近くばかり見ている気がする。

■手ブレするのがイヤなときは、絞りをできるだけ大きく開く。絞りを大きく開くと(=絞り値を小さくすると)、被写界深度が浅くなるので、ピントの合う距離範囲が狭くなる。近くにピントを合わせると、遠景がボケる。絞りを開くほどボケ具合が進む。逆に、絞りの開きを小さくすると、被写界深度が深くなるので遠景にも焦点が合ってくる。しかし、シャッター速度は遅くなる。

■今にも落ちそうな雨粒に焦点を合わせシャッターを切った。絞りを大きく開いて。

IMG_20051018_022c

■周りのボケ具合に苦笑した。オレの頭ん中みてえだ…。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年10月17日 (月)

眠るが勝ち

IMG_20051014_037c

■ああ、光陰矢のごとし。
■もうすでに原稿の半分、100ページほど書き上げているべきときなのに、最初の20ページあたりで行きつ戻りつを繰り返している。いや、毎度のことなので、まったく心配はしていない。
■とはいえ、書くことをなりわいとしているわけだし、なんで計画どおりに毎度毎度書けないものかと呆れてしまう。すんなりと書かせてほしいぞ、たまには…。ああ、ため息がでるわい。

■進まない原因は分かっている。盛りだくさん過ぎるからだ。考えていることの半分は捨てないと形にならない。逆の言い方をすると、半分以上は使えない余分なもの。知ったかぶりしてるうちはダメなんだよね。何回同じことを繰り返せばいいのかと情けなくなるが、今回も同じらしい。

■もうやけくそで眠ったら、翌日から快調に進みだした。
■ゆっくりと睡眠をとると、お肌もピチピチ。なにかと元気で「私、いま生き返りましたあ!」みたいな気分になる。昨日まで書いた駄文なんぞ、バッサリと削除しちまう。「さあ、次、次ぃ!」と、威勢もよろしくなった。それに、カレンダーを梱包したり、本屋をのぞいたり、ストレッチしたり、何かと体を動かすことも億劫でなくなるから面白い。
■ふんづまったときの合言葉は、眠るが勝ち。どこまで通じるか、その結果はいかに…。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年10月15日 (土)

金木犀な夜

IMG_20051014_096d3  IMG_20051014_091d2  IMG_20051014_082d

IMG_20051014_078c

■夜が明けると夕方からひと雨くるらしい。夜風に香る金木犀に呼ばれ誘われ散歩する。秋雨やんだつかの間の数日をみはからい、咲き誇る金色の小さな花たち。今年は『相棒』の再開とともにやってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月11日 (火)

ブドウはピオーネ

20051007_220025c2
           <今年最初のピオーネは五日前>

■夏らしい夏は果物をみずみずしく育ててくれた。豊作らしい。ブドウも今が食べごろ。近くの果物屋では今年は巨峰よりピオーネが先に売切れてしまう。品薄なのはもう旬を過ぎているからか、定かでない。夏の強い日差しをたっぷりとあびたせいか、ピオーネ独特の酸味が甘味のほうに加担して旨味を増幅させている。
■東京は秋雨が続き曇天に気もふさぎがち。散歩がままならぬ愛犬たちのいらいらは気の毒だが、作物はきっと秋らしい秋を満喫しているに違いない。
■そういえば、晴天や雨、風を表現する美しい言葉はあるが、曇り空を味わう言葉は少なくないか。「うす曇り」とまでいかない空模様は何と呼べばいいんだろう。「うす晴れ」では「うすっぱげ」みたいでみっともない。曇り空を讃える言葉がもっとあれば、曇天の日も少しは楽しめる気がする。
■白い空でもピチッとうまいピオーネ食べりゃ気も晴れる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月10日 (月)

勝負はつかず

■今年は三連休が多い。10月8日(土曜日)からも体育の日をはさんで三連休だ。その初日と二日目に、泊りがけで草野球の合宿に行って来た。
■一年に一回、時期は前後するが、その合宿は毎年恒例の催しで十数年続いている。私も十年ほど前から参加させてもらっている。
■前日の金曜日、いやあ、その深夜から翌朝にかけてのどしゃぶりは半端じゃなかった。台風のときよりも激しかった。降った雨は東京の空も大地も、すっかり洗い流してしまっていた。

■合宿初日の土曜日は、午前6時に起床。早々にリュックとカメラマンバッグを準備する。
■午前7時すぎ、まだじっとりと湿った大気を吸い込みながら、地下鉄とJRを乗り継いで三鷹へ向かう。
■午前8時すぎ、三鷹に男女6名は集合した。車の所有者H氏は町田から一時間ほど走って三鷹駅北口で待機してくれていた。一人は、昨夜オーストラリアから帰国したばかりのT嬢。一人は名古屋から深夜便で到着したばかりの助っ人N嬢。ずいぶん遠くから集合してきたものだ。
■午前8時30分、女性4名、男性2名の三鷹組は奥多摩へ出発した。
■三連休の初日は、晴れていれば道はすでに渋滞している。しかし、前夜の土砂降りで気勢をそがれた関東人たちの出足は遅く、まったく渋滞に巻き込まれることがなかった。
■午前10時30分、奥多摩駅に各地から車や電車を乗り継いでやってきたメンバーたち全員が集合した。

IMG_20051008_006c

■千葉から高速をかっとばしてきた者、二時間に1本しか走らぬ快速電車に飛び乗ってきた川崎や錦糸町に住む者たち。近場の百草園あたりから駆けつけた者、都心から駆けつけた者たち。一人の脱落者もなく定刻に全員が揃ったのは、前夜のとんでもない大雨で逆切れしたからに違いない。
■集まったはいいが、「あんなに降っちゃ、これから晴れても野球場が使えるわけない」と、皆あきらめムード。案の定、前夜の雨に気をそがれ、朝まで飲んじまったよ、という愚か者もいた。
■午前11時、集合した18名全員は4台の車に分乗し、奥多摩駅から合宿所のある栃木県小菅村へ向かった。奥多摩湖沿いに走る青梅街道には10個ほどのトンネルがある。トンネルを抜けるたびに、空は暗くなっていった。山々には深い霧がたちこめ、いい景色だったが、気持ちは下を向いた。

IMG_20051008_024c

IMG_20051008_023c

IMG_20051009_298c

■午前11時30分、目的地近くの温泉に隣接した休憩所にて軽く昼食をとり、目的地に到着。谷あいにある民家だった。すべてが湿っていた。
■午後1時、合宿所を出て球場に向かう。小雨が振り出し、皆うつむく。■野球場には徒歩10分弱で到着した。広いが、ホームベースあたりに水がたまっている。やはり、だめか…。■しかし、広いグラウンドが幸いした。対角にもうひとつのホームベースがあり、そこからなら、なんとかプレーできることが分かった。皆、気を取り直し、ぬかるんだグラウンドを走り始めた。■グラウンドを2周し、準備運動を始めていたら、空が少しずつ明るくなってきた。そのうち厚い雲が割け、青空が顔を見せたかと思うと、強い陽が差し始めたのだった。

IMG_20051008_195c

■午後5時、紅白戦のダブルヘッダーを終えたメンバーたちの顔は、みな日焼けで赤くなっていた。■試合結果は我が紅組の連勝となったが、二試合とも終盤に追い上げた白組の攻撃は見事で、勝った気がしなかった。紅組は勝負には勝ったが、ゲームを堪能したのは白組だった気がする。■きっと、白組のあの反撃が雲を追っ払ったに違いない。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年10月 7日 (金)

青空続け!

IMG_20051007_019c
東京の空 2005年10月7日 午前6時9分

■たまには日常を書いてみようか…。
■午前5時起床。早朝の気温は20℃に満たない。窓から入る大気は冷たく心地いい。
■朝食前にひと仕事。昼前にひと仕事。昼食はさんでもうひと仕事。夕暮れはプールで泳ぎ、夕飯の後、またひと仕事。いつもより働き者だ。そんな規則正しい生活が10月から始まっている。ただし、土曜日はオフ。
■なぜ、普段の不規則な生活を変えたかというと、一ヵ月後に迫る本の締め切りがあるからだ。半年ほど調査してきたとはいえ、本という形にするには一ヶ月ほど集中力を持続させることが必要になる。長丁場を乗り切るには、規則正しい生活が向いている。それだけの話。
■とはいえ、執筆は進んでいない。日程では少なくとも50ページほど書き上げていなければならないのだが、出だしでつまずいたまま、行ったり来たりを繰り返している。
■その原因は分かっている。欲張り過ぎているからだ。言いたいことをすべて書くことは不可能。ほとんどの思いを捨てなければ、本という形にはならない。
■そんなこと分かっているのに、何やってんだかなあ、と、いつも思う。まあ、これまでと同じように、最後にゃきっと、ちゃんと仕上がるに違いない。
■今度の土日は奥多摩の山奥にて、一年に一回きりの野球合宿がある。しかし、天気予報は、無情にも雨。そこで、“晴れ女”なる人物を説きふせ、合宿への参加をお願いした。今朝の空のように、少しだけでも青空を見させてほしいところ。お願い申し上げまする。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2005年10月 6日 (木)

つかの間の香り

IMG_20051004_060c2

いつものコーヒーカップに
淹(い)れたての珈琲を注ぐ

褐色の液面の上を滑りながら
優雅な踊りを始める真っ白な湯気

海面を漂(ただよ)う霧を見下ろす私

静かにゆっくりと時間が押し流される
そんな瞬間

芳醇な香りを含んだ霧を
胸がいっぱいになるまで吸い込むといい

つかの間の香り
毎朝の香り
永遠の香り

| | コメント (0) | トラックバック (0)

天井をつまむ人

IMG_20051004_044c

■世の中には、時間と空間を長く共有したとしても、多分、永遠に理解できぬ人がいる。
■「理解できぬ」という言葉には、「理解しているが相容れない」という含みがある場合もある。しかし、ここでの話は、「多分永遠に理解できないにしても、だからこそ魅かれてしまう」というケースだ。
■理解できないとはいえ、不快に感じることもない。あるときは接近し、あるときは距離を置きながらも、しかと確かめていたい。そんなふうな意思がゆらゆらと起動する存在、とでも言っておこうか。なんて、自分でも実はよく分かっていないのだ…。
■天井を指でつまんで遊ぶ人や岬めぐる人、生涯を通して残業はせぬと宣言し実践している人、自身を可愛げがないと公言してはばからぬ人……。理解できぬとも共有する時間と空間をよしとするそんな人たちが、周囲に幾人かたむろしている。
■自分の意識がそのうち薄れいくまで、きっと楽しませてくれるに違いない。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005年10月 5日 (水)

撮って見て撮る

IMG_20051002_0071d IMG_20051002_0078d
2005/10/02 17:26         2005/10/02 17:45

■二日前の夕刻の写真だ。刻々と変化する夕暮れどき。撮影した画像を液晶モニターで見て、露光を段階的にアンダーにしながら、逆にオーバーにしながらシャッターを切る。そうしてイメージに近い色合いに近づけていく。■実験結果を見て調整ダイヤルを回しているようなものだ。■絞り優先で絞りを少しずつ変えて撮る。シャッター速度優先で速度を変えて撮る。ISO値を100から1600まで少しずつ大きくして撮る。オートで撮る。プログラムで撮る。マニュアルフォーカスで被写体の変化を見ながら撮る。オートフォーカスでファインダーをのぞかず気合で撮る。■こんな実験ができるところがデジタルカメラの好きなとこ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 4日 (火)

デジタル君、こんにちは

eos_d5_02c

■先日予約したデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」が昨日到着。■広角レンズとシフトレンズでの撮影に期待感膨らむ。■当面は50ミリ固定レンズで性能チェック。■いちばん嬉しかったのは液晶が大きくなり、表示される画像と文字が大きくなったことかもしれない。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

猛毒ベラドンナも良薬

IMG_20051004_047cg

■猛毒も少しずつ注入すれば良薬。■これは持続性鼻炎用内服薬の効能書き。■『相棒』の再放送「ベラドンナ」の回も珠玉のできだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

まろやかな水

IMG_20051003_0015c

■裂け目のない氷が水をまろやかにする。そんな気がするだけかもしれませんがね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

携帯と記憶を紛失す

IMG_20051003_0019d■記憶がなくなるまで飲んだ。そんなつもりはなかったのだが、新宿で飲んだ。『ぼるが』のチュウハイは飲みやすい。気をつけろ。そう言って、武道家は笑った。あんたは底なしだからねえ。そう言ったところまでは覚えている。
■気がつくと、東京駅にいた。「お客さん降りてください。折り返しますよお」と言う駅員の声。改札を出て自宅に電話をいれようとしたが、携帯電話が…ない。紛失したようだ。しかたない。前を歩く数人の後姿を追う。案の定、タクシー乗り場に行き着いた。自宅まで910円也。
■自宅から携帯電話の使用を停止する電話をかけ、とりあえず安心して眠る。
■携帯電話が紛失してわずか二日で手元に戻ってきたのは、相方のお陰だ。その手際のよさには舌を巻く。翌日、JRの遺失物係に問い合わせ、武蔵小金井駅にあることを突き止めると、最寄駅である東京駅で引取り手続きを済ませてきたのだった。■翌日、携帯電話は私の手元に戻ってきた。感謝。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年10月 3日 (月)

やさしい水

IMG_20051002_0010c
            <ひび割れ氷じゃ旨くない>

■朝起きると珈琲を飲む。珈琲を飲む前に水を飲む。苦味の中に隠れている微妙な甘味を水が引きたてるからだ。水はぬるいよりは冷たいほうがいい。
■冷凍庫でキンキンに冷やされた氷をグラスに入れ、やかんで湯を沸かす。珈琲豆をミルでひき、沸騰がおさまった湯を丁寧に珈琲に注ぎ、珈琲をガツンと味わうために濃く抽出する。カップに珈琲をいれ、グラスに水を注ぎ、テーブルに運ぶ。
■まず、グラスに氷を入れ、珈琲をいれた後で水をいれるのがミソ。グラスの中の氷が冷えすぎていると、水を注いだときに氷がピキピキッと音をたてて裂けひびが入る。水は一気に冷やされるが、ひびだらけの氷は見た目にもみじめ。透き通ったままの氷は水をやさしく冷やし続け、水をなめらかな味にする。
■ちょっとした段取りの違いで珈琲の味まで変わってくる。気のせいかもしれないが、気にしている。注意力を欠くと今朝のように、氷にヒビをいれてしまう。ヒビが入るともう手遅れ。どうしようもなく、本棚に置き去りにしてしまうこともある。
■段取りを間違うと取り返しがつかなくなるのは執筆するときも同じか…。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年10月 1日 (土)

欠かせない道具たち

1_04d2 4_03d2
<喫煙具の画像をスキャナーで取り込む>

■手元にある道具が生活を変える。■万年筆、手帳、カメラ、喫煙具、パソコン、カメラ、……。
■いちばん頻繁に使う道具はパソコン。そしてカメラ。筆記具は6Bの鉛筆。絵を頻繁に描くわけではない。アイデアを練るときに使う。太く描き直しできる鉛筆ほど便利なものはない。■太字の万年質は手紙用、細字は手帳用。用途に合わせて使い倒していると、好みが見えてくる。■この喫煙具で葉巻の楽しみ方が変わった。
■ポジフィルムが現像されるまで待ちきれなくなり、スキャナーで道具たちの画像をスキャンする。ついでに手足、家具、床や壁もスキャンして遊ぶ。どうもその場で画像を見たいらしい。■もう少し我慢しようと思っていたのだが、デジタルカメラをとうとう注文した。もうじき届く。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »