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2005年11月 5日 (土)

響きあう鐘

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<ENTREACTOは劇の合間に楽しめるほど短くカットされた葉巻>

 日本の劇場では敬遠される葉巻の香りだが、バルセロナではあまり問題にならない。欧州では嫌煙権を主張する声は日本よりも大きい。それでもなおタバコがなぜかの地で受け入れられるのか。
 それはタバコを吸うマナーだけでなく、タバコの煙が高い天井に吸いこまれ消えていく建築物の構造にもある。カラッと晴れ上がった地中海の青い空のおかげかもしれない。そういえば、現地でタバコ臭くて嫌な思いをしたことはほとんどない。愛煙家でもタバコ臭いのはイヤなのですよ。
 何をもってよしとするか、ちょっと話が飛躍しすぎるかもしれないが、それはタバコに限らず人の気持ちでも同じ気がする。響きあう鐘はあるしきい値に達すれば条件が悪くても響きあうのだから。

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コメント

>響きあう鐘はあるしきい値に達すれば条件が悪くても響きあうのだから。

深いことばです。
そのあるしきい値になかなか達しないのですね。
いきそうでいかない、
世の常です。

ピッチの波形はそれぞれが違う弧を描く為
2つのピッチが同調する時間はほんの瞬間で

ギターの果てしないチューニングのように
人は一生<響きあう鐘>を求めて
ゴ〜ン・goneと啼き続けるのでせうか?

すみませんね。いつものことながらレスをヘンナ方向に曲げて・・・

投稿: 照れキャス太 | 2005年11月 5日 (土) 10時40分

いえ、まったく。そうなんです。
深水にはまって溺れてしまうことばかり。
あきらめてしまうことばかり。

でも、やっぱり、今となっても
あきらめられないこと、あるじゃないですか。
だから、とにかく、自分の鐘を鳴らし続けて
その瞬間を待つしかないんでしょうね。

そのときがきても、それが長続きするかどうか
わからないけど、そのときはまた違った状況に
なってるだろうし、そのときはそのとき…

投稿: kawa | 2005年11月 5日 (土) 17時21分

31日のアニメ「ブラックジャック」の中で、
「一度鳴らされた音は永遠に消えない」
という台詞がありました。
原作にはない台詞で脚本家の方が考えた物ですが、とても印象に残ったのです。
バイオリニストのお話でしたが、人の心も同じ、一度響きあった心の思いは永遠に消えないような気がします。

投稿: snowdrop | 2005年11月 6日 (日) 00時48分

>一度鳴らされた音は永遠に消えない
>一度響きあった心の思いは消えない

美しいことばですね。

音は物理的にはすぐに消えてしまうもの。
心は現実的にはうつろうもの。
でも永遠に消えないこともある。
本当に響きあった心であれば…。

心に響く言葉を書く脚本家ですね。
mariさんも脚本家むきかもしれませんよ。

投稿: kawa | 2005年11月 6日 (日) 05時37分

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