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2005年12月31日 (土)

年越し蕎麦

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■東京の空には珍しく雲が広がっている。大好きな月は見えない。今年の大晦日は新月にあたるので、どうせ見えない。
■月隠れ、月満ちるとき、私は頭を丸める。東京の冬は乾燥がひどい。午後、頭を刈り上げ洗い流すと、頭皮が乾いて痛いほど。部屋の中で毛糸の帽子をかぶる。具だくさんの年越し蕎麦をゾゾッとすすり上げると、さすがに体ほてり、額からも汗が流れる。
■もうすぐ年が暮れますね。この一年、このブログを訪問していただいたみなさん、ありがとうございました。

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2005年12月29日 (木)

居眠り

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 競馬中継とアイススケートの放送をみなで大騒ぎしながら観たあの日曜日。半分は初対面。ただひたすら飲んで食べて、そして、おしゃべり。昼過ぎから終電前まで居座っても、それでも話し足りない気がした。もう遠い昔のできごとのようだ。つい居眠りしてしまうほど心地よいパーティだった。ご亭主と女将、そしてみなさんに感謝。

<EOS-5D ISO-100 17mm F/4 1/25秒>
 Sunday, 2005/12/25, 4p.m.

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2005年12月28日 (水)

初めてのデジカメ

IMG_20051227_999_8c カーテンを引き窓を開けた。冷気がすっと足元から流れ込んでくる。はあっ、とため息をつくと、息が白い。
 星空を見上げる。二度三度、深呼吸を繰り返していると、暗闇の空高く、点滅している赤い光が目に入った。なんだろう?と、目をこらすと、クレーンの突端で点滅する赤いランプだった。夜空を見上げる酔狂な暇人でなければ、多分、誰からも気付かれまい。空飛ぶ物体への警告ランプだろうから、まあ、そんな存在。ただ、じっと見ていないではいられなかったのは、すごくけなげに思えてしまったからか…。よく分からない。よく分からないモノをじっと見てると、脈略のない思いが去来する。
 最初に購入したデジカメは三洋電機製で、何と言ったっけ、犬っころみたいな名前…。30万画素しかないくせにパソコンへの転送速度が遅くて、JPEGじゃなかったから専用ソフトでないと開けなかったんじゃなかったっけ。そういえば、デジカメという言葉は三洋電機の登録商標なんだよね。
 でもなあ、カメラメーカーのウェブサイトには、自社が誇る銀塩フィルムカメラやデジタルカメラの歴史が、なぜ物語られていないんだろ? 西欧建築物に施されてる装飾には、ストーリーとヒストリーが埋め込まれている。というか、そうでないと装飾とは言えない、というじゃなか。民族を抹殺してきた欧州の皆殺し文化では当たり前なのかもしれない。生々しい血が塗り込められたような装飾がいいというわけじゃないが、カメラメーカーのサイトでは、最新情報だけじゃなく、その歴史を物語ってくれてもいい気がする。あの、犬っころみたいなデジカメの名前、何て言ったっけなあ…。
 そんな脈略のない思いが次々と去来するのでありました。

<EOS-5D, ISO-800, 200mm, 絞りF11, 露出5秒, 露出補正-2>

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2005年12月25日 (日)

御香

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下弦の夜 灯りを消して香をたく。なぜなじめない クリスマス。どうせ 坊主頭にゃ似合わねえ。ええい 今夜は焼き鳥でい。新月の大晦日まで あと七日。阿呆にも わけへだてなく あと七日。

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2005年12月24日 (土)

変数はひとつ

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■ピノパンをトーストし、カルピスバターをぬる。スープをそえれば、それだけでご馳走だ。
■パンを替えて同じバターを使うと、パンの違いが分かる。同じパンにぬるバターを替えれば、バターの質の違いや相性が分かる。そうして選んだパンとバターを組み合わせると、それだけで幸せな食事がやってくる。
■変数をひとつに絞ると違いがよく見える。そうした実験を重ねていくと、ふたつ以上の変数を感覚的に制御できるようになる。

■絞りを固定して撮るとき、露出補正を変えることでシャッター速度が変わり、表現したい空の色合いや波の表情を得ることができる。そうして、絞りやシャッター速度の妙を知ることになる。
■画角を28ミリとか50ミリに固定して撮るとき、被写体に一歩近づくことで、撮りたいテーマがより明確になる。
■単焦点レンズで画角が固定されたカメラを使うと、絞りを固定したり、シャッター速度を固定することで、いろいろな表情の被写体を意図的に撮影することができる。写真家の卵にズームレンズを使わせない理由がそこにある。
■マニュアルフォーカスに設定し、ファインダーから覗いた画像を固定し、被写体のさまざまな部分に焦点を合わせてシャッターを切ると、同じ絵のはずが全く違った印象になる。プロの写真家がオートフォーカスを使わない理由がそこにある。
■いずれにしても、最初は変数ひとつ。変数をひとつに絞って実験を繰り返している人と、そうでない人は、三ヶ月もたつと、先生と生徒くらいに差が開いてしまう。でもそれは、基礎訓練に過ぎない。
■ただし、この話はカメラの撮影技術だけの話であって、いい写真が撮れるかどうかとは、あまり関係ない。

■達人になるには複数の変数を感覚的に制御できる域に達しなければならないから難しい。基礎訓練をしないまま経験をいくら積んでも進歩は産まれない。いつまでたってもぞんざいなまま先に進まない。
■ぞんざいなまま経験だけを積むと、困ったことに知ったかぶりになる。うっかりしてると、すぐに困った人になってしまう。
■自分が説教臭いなあと感じたら、初心に戻り、変数をひとつに絞るといい。

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2005年12月23日 (金)

訳が分からなくても

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<日本橋浜町トルナーレ PENTAX Optio 2005/12/12>

よく訳が分からないモノって、身の回りにけっこうある。ない? あるよ、きっと。うちの周りにもゴロゴロしてる。たとえば、新築されたビルのエントランス前に置かれている大きな岩ふたつ。ひとつは立てられ、もうひとつは同じ形をした岩が手前に寝かせられてる。ビルの記念碑らしい。秘められた意味があるらしいが、よく分からない。まあ、日本は安全なんだから、訳が分からなくたって、何か意味があるらしいから、いいじゃないの。

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2005年12月22日 (木)

ありがたい晴天

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■『日本橋郵便局』は今一番忙しいはずの場所。民営化されると残業するようになるのだろうか。

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■幹線道路が走り、その上に幾重も高速道路が重なる『日本橋』あたりは、排気ガスが大量に排出され、日本で最も空気の悪い場所のひとつ。それでも鳩がたむろするのは、川面を流れる新鮮な空気のお陰なのかもしれない。

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■日本橋では、地上に重ねるだけでは足りなくて、地下にも道路は走っている。今日12月22日の東京は、久しぶりに曇り空で寒さがこたえる。ずっと快晴が続いていると、そのありがたみを忘れていた。

<EOS 5D 24mm 2005/12/14 2:45 p.m.頃>

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2005年12月21日 (水)

GR DIGITAL

■GR DIGITAL ISO-100にて試し撮り。三脚を使わない手撮りでブレ具合をみる。2005年12月20日の日本橋。浜町と人形町。露出補正を調節しオートモードで撮影。撮影後、画像を9分の1に縮小し、ブログにアップ。

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■午後3時40分 絞り3.5 露出1/200 露出補正-0.3
快晴の空から降り注ぐ太陽の暖かさは、夕刻になると一気に弱弱しい橙色に変色す。

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■午後3時50分 絞り7.1 露出1/620 露出補正-2
西の空はほんの数分で暮れる。

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■午後4時50分 絞り2.4 露出1/8 露出補正-2
一時間たつと、もう夜。ベランダにカメラを固定し撮影。鉄製のベランダが冷たい。一番星がブレないで撮れた。

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■午後5時01分 絞り2.4 露出1/5 露出補正-2
窓枠にカメラを固定し、蛎殻町交差点を撮る。

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鯖寿司が旨い時

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<カステラを食した皿の上にのる鯖寿司>

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<二日後に切った切り身。肉厚10ミリ弱>

 サバは寒くなるとさらに旨くなる。身が引きしまった寒鯖は格別。その寒鯖をしめてつくるこの時期の鯖寿司は、これまた別格。えもいわれぬ旨さになる。
 日曜日の深夜、玄関のチャイムを鳴らす奴がいた。何時だと思ってやがるんだい!と、一瞬、ムッとしたが、チャイムの向こう側にはY氏のニンマリした顔が見えた。ムム、そうか、そうか…と、ドアを開ける。差し出された紙袋の中に入っていたのは、鯖寿司。『花折』という文字がチラリと見えた。オオオオ! 京都からの帰りなのだ。Y氏はきっと東京駅からタクシーをかっと飛ばしてやってきたに違いない。すぐ帰ると言い張るY氏を無理やり引き留め、長崎の川口町工場で作られた福砂屋のカステラでしばし歓談す。
 『花折』(はなおれ)の鯖寿司は、二日間がまんして寝かせ、昨日、一気にいただいた。少しきつめのお酢も見事にこなれ、甘さを感じるほどに…。ううう、旨い! それ以外に言葉なし。やまちゃん、ホントにありがと。

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2005年12月20日 (火)

アマデウス

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 レーザーディスク(LD)はもう古い。今となってはDVDに取って替わられてしまったが、何年か前にLDを買い漁ったことがある。『めまい』『第三の男』『市民ケーン』『真夜中のカウボーイ』『パルプ・フィクション』『U2ライブ』『風の谷のナウシカ』……そして『アマデウス』。アマデウスはご存知の通り、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトのこと。

 彼の辞書に「修正」という言葉も「無修正」という言葉もない。すべての楽曲に修正を加えることなく、一発で完璧な形を具現化できたからだ。本当にそうだったのか、今となっては誰も真実を語れない。とはいえ、映画『アマデウス』では、宮廷作曲家サリエリとの違いを際立たせるために、モーツァルトを修正とは無縁の天才作曲家として描いている。多分、そうなのだろう…。

 ネットで頻繁に目にする「無修正」という言葉が、やはり、どうしても引っかかる。「私は写真界のモーツァルトなのよん」という声が聞こえてしまうからだ。本人にその気がなくとも、「無修正」という言葉がそんな印象を抱かせてしまうことを知るべきだろう。ちょっと意地悪かもしれないが、天才写真家気取りは辞めてほしい、と思う。
 撮った写真を自分でどう評価するかが重要なことではないか。デジタルカメラの解像度が飛躍的に上がり、撮った本人が気が付かなかったディテールまでも、浮き出させてしまうようになった。ディテールまでしっかり予測して撮影したなんて、よほどの撮影技術と視力がなければできない。
 ウソをついてはいけない。プロの写真家がファインダーを覗いて気を付けることは、被写体の魅力を引き出すことは当たり前だが、素人と根本的に違うのは、その背景と四隅に入れるフレーム作り。そのための最適なアングルや画角をプロは直感的に探し当て、シャッターを切る。そこまでなのだから…。

 そもそも写真というものは(なんて語ることは説教臭くて大嫌いなのだが)、時間と空間を切り取って押し込め、見過ごしてしまった、あるいは、あり得ないはずの存在を具現化する、とんでもないツールなのだ。撮影した写真に驚きの声を発することこそ自然なことではないだろうか。色調や形を大きく変更するような写真の改ざんは論外だが、撮影した写真を見てバリバリと修正すればいい。一歩近づいて撮影した写真みたいに、トリミングすればいい。肉眼では見えていた暗く沈んだ画像を、少し明るくして見えるようにすればいいのだ。

 お歳暮にいただいたアマリリスの美しさに見とれ、しばらく眺めていたら、それが造花だと気が付き驚いた。造花であることに気が付かなかった己の貧弱な眼力と、何度も何度も修正が繰り返され洗練された造花のフォルムに…。まあ、推敲しなくても、編集が入らなくても、一発で完璧な原稿を書き上げることができないその程度の書き手の愚痴として、聞き流してもらうとありがたい。

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勝鬨橋

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■気温零度まで冷え切る帝都の師走。築地本願寺から寒風吹きすさぶ隅田川に出ると、勝鬨橋(かちどきばし)を無心に撮影する人あり。芯まで体冷えても、心きっと豊かなり。
■歌舞伎座裏のとある蕎麦屋にて「かき蕎麦」すすって暖をとり、帰宅す。途中、温まった気持ちが日本橋界隈に、ちと寄り道させる。
■背中に仕込んだ使い捨てカイロが有難かった。

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2005年12月19日 (月)

三昧境

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■新刊『恋するKABUKI
友人のかぶ吉くんが執筆した歌舞伎の本。表紙と本文中の挿絵も彼女の手による。絵描きだから当たり前か…。2006年1月1日発売。そろそろ書店に出回り始めているはず。「柳家小三治 独演会」に誘ってもらった折り、著者本を1冊いただく。「好きこそ物の上手なれ」とは、このことだ。

GR DIGITAL
握った感触と重量感、画質と操作性に感じ入り、先日、買ってしまったカメラ。よく出来てる。使うたびに感心することばかり。

■科学情報誌『イリューム
読んで背筋が伸びる雑誌には滅多にお目にかかれるものではない。友人Fが編集長をしている科学誌『イリューム』はそんな雑誌のひとつ。半年ごとに郵送にて届けてもらい10年。最新号が34号なので、この雑誌は創刊17年になる。表紙デザインも本文レイアウトもほとんど変わっていない。昨今の雑誌では稀有な存在だろう。
執筆陣には毎回、ノーベル賞の受賞者クラスの方々が顔を出す。写真撮影は細江英公氏。現在の編集顧問は小林俊一、中村桂子、村上陽一郎、山崎正和、吉川弘之の五氏、創刊時には磯崎新、岩男寿美子の両氏もいた。
質の高さは群を抜いている。この雑誌を読破するというか、読んで広がる知的好奇心を満たすために、毎回、三ヶ月ほど図書館に通ったりすることになる。楽しみではあるが、やっかいな雑誌でもある。

■プレゼン…なんたら…
原稿を出してはみたものの、こんなんじゃ面白ないわい!と、スタッフによって切り刻まれ、跡形もなく書き直されてしまった、まだ書きかけの原稿。そんな原稿しか出せなくて、筆者と言っていいものかと、ホントに思う。

■どうせやるならちゃんやれ、三昧境(ざんまいきょう)に入れぬなら、すみやかに去れ、と、独りごち。

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2005年12月18日 (日)

満月は二日前

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<満ちる一時間前の月>

■東京は快晴続き。夜空に明るく輝く月がくっきりと美しい。
■月が満ちたのは二日前。友人のかぶ吉どんに誘われ、夕方から新富町にある『銀座ブロッサム』にて「柳家小山治 独演会」に行く。銀座から新橋まで歩き四人で忘年会。少し熱っぽくなったのは、きっと満月のせい。

<2005年12月16日 午前0時15分>
<ISO-100, 200mm, F/4, 1/400秒>

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2005年12月15日 (木)

月満ちる夜

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<雲行きかう朝 2005/12/15 8:49 a.m.>

■月が満ちるのは深夜過ぎ。12月16日午前1時16分。

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2005年12月14日 (水)

無防備な会話

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■リボンを巻いたビル『日本橋三越』。リボン付きって、ビルごと誰かプレゼントしてくれるんかいな。んなことないだろ。
■「三越前」から日本橋を渡り、『高島屋』手前左手に出来た新しいビル「COREDO日本橋」に入る。“COREDO”(コレド)という名称は、“CORE”(中核)と“EDO”(江戸)を組み合わせた造語。ここは日本橋、お江戸の中心でござい、という割りには客入りがいつもまばらだ。
■午後一時前、「COREDO日本橋」は初めてだという渋谷に住む友人Fと久しぶりに待ち合わせ、ビル4階にある『平田牧場』にてとんかつランチを食す。ちょっとその前に二人で昼間からビールで乾杯! ひれかつ定1400円、ロースかつ定1300円也。ちなみにビールは300円。
■食べながら近況をとりとめなく話す。これからどうするよ? そんな話もした。ざっくばらんで無防備な会話をしていると、あれ? と、今まで自分じゃ気がつかなかった、自分の方向が見え隠れするから面白い。

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2005年12月13日 (火)

門松作り

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<水天宮では12日から始まった(日本橋)>コンパクトカメラ

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2005年12月12日 (月)

提灯とお犬様

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■年末が近づく日本橋人形町通りにも飾り付けが始まった。クリスマスツリーではなく「謹賀新年」の提灯が…。■来年は戌年(いぬどし)。Mちゃんから今年もいただいた干支の繭玉人形が、真っ白な灰皿の上に鎮座する。猫に似たお犬様はブタ君とお尻を向けてツーショット。あれもこれもそれも、もらい物ばかり。■…年越し前にクリスマスはやってくるのか人形町。

<上:コンパクトカメラ 下:一眼レフカメラ>

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2005年12月10日 (土)

ストラップ探し

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■一眼レフカメラにストラップをつけ、首からさげると、レンズが重くてカメラが下を向く。それがイヤでストラップを使わない。一眼レフを使っている人は、それでもいい、と思っているのかな。いわゆる長玉のでかいレンズを装着したときの話だ。何か安定させる方法はないものだろうか。

■ストラップを使わないということは、手だけが頼り。右手でグッと握り締めることになる。とはいえ、屋外で長時間手持ちで撮影するときは、手もいいかげん疲れるので、たまにバッグに避難させる。そうするとシャッターチャンスを逃したりするわけだ。

■そこで、最近は細い皮のストラップを手に巻きつけてカメラを右手で持つか、三脚穴にネジ込むストラップ(上の写真)を使っている。どちらも気に入ってはいるが、首からさげる形式で何とかならないものだろうか。

■一眼レフカメラで撮影した写真は好きなのだが、長玉付けると、どうもしっくりこない。かわい気がなくなる。一緒にちょっと散歩に行くって気がしなくなる。撮りたい!と、気持ちが盛り上がるまで待つしかない。

■一眼レフカメラって、ずっしり重い図体を首から下げ両手で構えて本気で撮る…。そんなカメラなのかな。カメラ自体も好きなことは好きなんだけどねえ。もっとちゃんと使ってあげたい、というか、いまひとつこちらに愛が不足していて、不憫な感じがしてる…のかな。

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2005年12月 9日 (金)

無修正です

 無臭性…じゃなくて、無修正。気になりませんか、この言葉。

 以前はモザイクかけた「無修正ビデオ」などによく使われていたが、最近ではちょっと違う場面でこんな表現によく出くわす。

 「この写真はもちろん無修正です。」

 撮影した写真には手を一切加えておりません、という撮影者からの宣言。強い意思が感じられる。これは、複数のカメラを比較評価するカメラ専門誌の記事で見ることはほとんどない。その理由は修正しないのが当たり前だからだ。じゃあ、どこで頻繁に見るかというと、写真を掲載しているウェブサイトやブログ。
 カメラの特性を正しく伝える場合には、撮影者の真摯な態度がうかがえ、非常に好感が持てる。とはいえ、無修正であることを、撮影した写真の価値を高めてるかのような姿勢がある場合には、かえってうさんくささを感じる。
 なぜなら、写真を発表するメディアの特性を知った上での撮影ならともかく、ウェブだけでなく葉書やプリント用紙、プロジェクタ用フィルム、印刷媒体など多くメディアに展開するとき、同じ色合いになることは奇跡でも起こらない限りあり得ないからだ。ただし、改ざんは論外だ。

 先日、友人からガウディ・カレンダーをA3サイズの写真用紙にプリントしたものをくれ、と頼まれたのだが…。
 そのときに使った画像データは、印刷のときに使ったインキ用データではない。今回はインクジェット用にデータを修正して、印刷したときのイメージを再現したからだ。このような修正をしたからといって、写真の価値は落ちないと思うのだが、どうだろう。
 それに、印刷用データにしても、撮影したときの記憶イメージを再現するには、インキの特性に合わせる作業が不可欠で、オリジナルデータとは違っている。このような作業は、修正でなく調整と呼ぶほうがいいのかもしれない。

 ディスプレイの特性の違いによって、このブログにアップされている写真の印象がかなり違っているはず。また、撮影者の手の届かぬところで知らないうちに調整されているものだ。デジタルにしてもアナログにしても同じ。
 撮影した画像に自分で手を加えなかったときは、「もちろん」とか「修正」といった言葉を使うのでなく、たとえば次のような表現にしてみてはどうだろう。

 「この写真は無調整です」
 「この写真は調整なしです」

 「もちろん無修正です。」は、やっぱり気になるなあ。「この写真は調整してないけど、きみの顔のシミは修正して取ったところがあるんだけど、内緒ね。」くらいだったらいいんだけど…。

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2005年12月 8日 (木)

渋谷ヘップバーン

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■夕方からT氏とU氏の待つ渋谷に出る。■待ち合わせたホテルのロビーには、なぜか初対面のN嬢がいた。彼女の企画に聞き入る男三人。■「え? 何のために集まったんだっけ?」と、男三人は顔を見合わせながらも、企画の面白さにしばし聞き入るのだった。

■その後、歯並び抜群のK嬢が合流し、五人での話となる。しかし、驚いた。歳がずっと離れた妹にK嬢の雰囲気がそっくりではないか。ひょっとして…と思った。■話し始めた標準語風の言葉の端々に、あの独特の上向きアクセントが見え隠れするではないか。「あっ、これは間違いなく長崎」と、すぐにわかった。やはり「長崎顔」なのだ。妹と似ていて当然、と納得す。■品の良い女性二人を前にして、企画話が終息するを待つ以外に、道があるはずはなかった。

■それなりに楽しく不思議な会合の後、男三人は場所を変え本論に入った。■一時間後、S氏が合流し話はさらにエスカレート。もしも、もう一人の要人A氏が加わっていたら、とんでもないことになっていたに違いない。■A氏不在のままホテルに隣接する中華料理店にて、閉店まで激論を交わした四人であった。

■終電も近づき解散となる。同窓の三人を渋谷オードリーの前で何枚か写真に収める。6時間におよぶ激論を終えたのだから、ちょっとは遊ばせてもらってもいいよね。

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視点合わせ

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■夜昼逆転視点固定生活にて視力急激減退、乱視極度進行せり。電脳機敬遠し点眼液大活躍にて、視点合致微弱成功。
■仕切板押下し眼球を色調整す。写真画像補正無し。
■漢字多数にて読み難し。皆様、御免。

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2005年12月 7日 (水)

声が聞こえる

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■バルセロナに帰る友と渋谷で話す夜がやってきた。かの地より呼ぶ声がショーウィンドウに反射し、この地まで飛んでくる。そろそろなのかも…。

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2005年12月 6日 (火)

一昨日の三日月

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 一昨日の夕刻五時、暮れ始めた地平線の上方に見えたのは一番星とこの三日月。画像は原寸でトリミングしたもの。クリックすると、倍の大きさの画像がポップアップする。

 左の写真がオリジナル。このシャッタースピードより遅くなると、移動する月の模様がブレてしまう。本当はもっと絞りを開くといいのだけれど、レンズの限界でこれ以上明るくならない。
<絞りF/4 露出1/200秒 ISO-100 焦点距離200mm>

 右の写真は、左のオリジナルをPhotoshopで色調補正したもの。コントラストとレベル補正を調整してある。

 見た目に近い月は右の写真。

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危険な撮影

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<絞りF/14 露出4秒 ISO-100>

 暗い場所に三脚を立て撮影すると危ない。カメラワークに集中しすぎて、誰かがすぐ近くに寄ってきても気がつかないことがあるからだ。

 被写体のボケ具合を考え、まず絞り優先で撮る。光量が少ないと、その分だけシャッター速度が遅くなる。露出を少しずつ変えて撮り、イメージに近い絵を見つけるまで、カメラと被写体から目が離せない。光量が極端に少なかったりしてピントが合わないと、シャッターがおりないので、マニュアルフォーカスに切り替え、ピントを探して撮る。絞りを思いっきり絞って、長時間露光させるときもある。たまにシャッター速度優先で無理やり撮ることもあるが、どうしようもないときや、何かひらめいたときは、すべてマニュアルにして撮る。どう転がっても、イメージに近い絵になるまで時間がかかる。そんなことを暗いところでやってりゃ、周りが見えず危険なのは当たり前だ。だから、一人で夜の撮影に出るときは気をつけないといけない。
 そんな話を誰かにする予定だったが、便りも出さす日がたってしまっている。

 この四角い空ばかりに目がいってしまうのはなぜだろう。って、窓からすぐ見えるからだ。毎日違った表情で楽しませてくれてはいるが、どうも何か違う、という気がしてきた。
 思えば、生活を変えていない。無理に変えることはないが、会うべき人に便りを出さなかったり、部屋にひきこもって水泳をさぼったり、説教臭くなってきたり、同じような被写体ばかり撮影するようになってきたら、ちょっと危険。
 半年以上引きづり回した執筆にも目処が立ってきたことだし、ここらでいっちょう、何かやらかしてみましょうかねえ。悪さするわけじゃありません、念のため。

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2005年12月 5日 (月)

甘いケーキ

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<イチゴに押しつぶされるケーキ>
<マクロでなく200mm望遠でフラッシュ撮影後、トリミング>

■久しぶりにケーキを食べたくなり、銀座まで出かけ夕食後、『三越』でケーキを買って帰る。人形町近辺におすすめのケーキ屋さんがあれば、誰か教えてくれないだろうか。たい焼き屋だったら私でも知ってるんだけどねえ。

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早朝の太鼓

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<休日にすべてを濡らす小糠雨(こぬかあめ):4日夜の水天宮>

■言葉を英語に置き換えたとき、I, my, meが目立つブログを読むのはつらい。そこでは話が書き手に帰結するばかり。言葉が一般化せず、読み手との出会いによる新しいイメージの広がりが見られないからだ。■とはいえ、そうでなければならない、というわけではない。そうでないブログに価値がない、と言っているわけでもない。そんなコミュニケーションがあってもいい。■ただ、わたしにとっては面白くない、というだけだ。

■ブログを更新するには、大変な労力をみな使っている。■とはいえ、ブログやmixiなどで誰もが自分の言葉を簡単にひと目にさらすことができるようになり、戸惑っている人たちがいることもうなづける。最近、mixiから抜ける人たちが増えているのは、健全な気がする。■誰のために、どんな話を、どんな目的で、どのタイミングで、どのような言葉を選択すべきか、もうちょっと考えるべきだろう。

■週末の四谷で宴の後、最終電車に乗り遅れたのは、W氏とのそんな風な話をしたからだった。■毎朝6時、水天宮では太鼓が必ず打ち鳴らされる。■あの太鼓のように言葉が発せられたら、と思う。

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2005年12月 4日 (日)

悪口言わぬ人

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<野獣たちもかしこまる宴の華>

「悪口ば言いよっと、口の曲がっぞ」

と、母に何度かたしなめられたことがある。

鏡に写る顔を見てときどき自分に話しかける。
と、たまに口がゆがんで見えるときがある。

「悪口ば言いよっと、口の曲がっぞ」

と、自分をたしなめる。

悪口言わぬ人になりたい。


 最終電車に乗り遅れた宴の夜、神田で下車し水天宮まで歩く道すがら、そんなことを心に刻んだ。

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2005年12月 3日 (土)

天気雨?

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 早朝、快晴かと青空を見上げると、強い風にあおられた雲がこちらにやってくるのが見えた。
 昼前、曇天となり雨がポツリ。冷たい雨に肩を縮こめていたら、雲間に光りが差し始め、いつの間にか晴天となる。どこかに虹がかかっていた違いない。
 今日は空がにぎやかだ。

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ラーメン

■昨日、また秋葉原の『ヨドバシカメラ』まで散歩してきた。正式名称は『マルチメディアAkiba店』という。販売されたばかりの、あるソフトウェアをどうしても購入する必要があったからだ。
■まず8階の食堂階に昇り、少し早めの夕食を摂る。買い物がてらの食事にしては、ちゃんとした店が多い。バリエーションも豊富だ。お寿司、中華、イタリアン、カレー、お蕎麦、鰻、喫茶店などなど。
■ラーメン屋は二店舗。『光麺』のほうに入った。友人の照れキャス太氏が「一度は食べなきゃあ」と、のたまっていた「焦がし坦々麺」なるものが急に頭に浮かんだからだ。『光麺』は原宿にも店舗がある。そこで何度か食べたことがあるが、群を抜いて旨いという印象はなかった。だから、ここでも期待はしちゃいかん、と思った。

■しかし、しかし、期待は見事に裏切られてしまった。う、旨い、ではないか! 「焦がし坦々麺」も「塩ラーメン」も、そして餃子も言うこと無しである。12月2日は、それまで『光麺』に持っていた消極的なイメージが、シャキンと強い印象に変わった日となった。ん? この日って、誰かの誕生日じゃなかったっけ?
■期待してなかった分、旨さが上乗せされてはいるが、今日の印象は大きく変わることはないだろう。
■あっ、ちゃんとソフトウェアも忘れず購入し帰宅。ついでに新譜CD3枚も。あ、一階で夜食にパンを買った、か…。

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2005年12月 2日 (金)

オトナLOMO展

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<『Qahwa(カハワ)』の地階に展示されている写真>

■先月末に友人のCちゃんに呼ばれ、『オトナLOMO展』に行く。今月17日に惜しまれつつも閉店してしまう『Qahwa(カハワ)』というカフェの地下がその会場。写真たちはまるで店のインテリアのように溶け込んでいる。食事をしながら、飲みながら、話をしながら観る、そんな雰囲気だ。
■ちなみに、店はカフェだが料理も旨い。正式な店名はアラビア文字で記されており、イズラム世界の香りただようところが、また個人的に嬉しい。
■少し早い時間に入ったので、ほとんど客のいない店内で写真をながめることができた。トイカメラといっても、撮影された写真はオモチャレベルではない。特に色合いが面白い。モノクロ写真もピンの立ち方や質感が独特。
■カメラを持つこと、写真を撮ること、現像すること、焼き付けること、すべてを楽しんじゃおう、という遊び心が写真に満ちている気がした。うまく撮ろうとか、いい写真を撮ろうとか、少しは考えているかもしれないが、それよりなにより、写真を撮る行為そのもの、撮った写真との出会いを楽しんでる気がした。
■そして、あっ、そうか。と、気が付いた。トイカメラはオモチャみたいなちゃっちいカメラということでなく、写真という世界をオモチャに変えるカメラなんだと。
■写真を見ながら“偶然”という言葉が浮かび、私が目指している方向とは違うかもしれない、とも感じた。とはいえ、この『オトナLOMO展』はとても刺激的。写真を撮る行為や撮影した写真との出会いを楽しむことを、本当に感じさせてくれるからだ。できれば何回か行きたい。

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エイベックスビル

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<南青山エイベックスビル。なんとビル全体が電飾>

■もう街はすっかりクリスマス気分。『オトナLOMO展』の帰り道、外苑西通りをのぼり神宮前で青山通りに入り、表参道まで歩く。通り沿いはネオンで明るかった。『大坊珈琲』でひと休みし、帰宅す。

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2005年12月 1日 (木)

師走を前に蜻蛉来る

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■11月30日は若くして旅立った母の誕生日。ベランダにとまった蜻蛉(トンボ)が霞んで見えた。「かあちゃん、誕生日、おめでと!」

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