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2006年1月 6日 (金)

三日月

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20060103_150x 20060103_151x 20060103_155x

■直前の新月は大みそか(晦日)だった。年が明け、暦で日を重ねるごに月が満ちていき、十五夜は一日早いが1月14日にやってくる。
■大晦日から三日後の1月3日。その夕刻、冬場に珍しく曇りがちだった東京は晴れ渡り、文字通りの三日月を西の空、俯角45度付近に見た。午後6時半頃の話。
■EOS-5DでISO-100に設定し、200mm望遠レンズで露出F/4にて撮影した。露出補正なし。撮影時刻とシャッター速度は以下の通り。数値は、左上から順に右下の写真に相当する。
<18:22:37 1/250、18:22:54 1/80、18:23:00 1/50>
<18:23:06 1/35、18:23:09 1/24、18:23:20 1/10>

■三脚に固定したカメラで撮影す。上段の左から右、続いて下段の左から右の順に撮影している。だんだん月が大きくなっていくが、撮影する倍率を上げたのではなく、光の量が増えたためだ。すべて撮影するのに一分もかかっていない。わずかな時間にもかかわらず、月が刻々と左上から右下に移動しているのが、フレームに収まっている様子で分かるだろう。形あるもの、みな留まりなし、ということか…。
■一時間もすると、切れ長の三日月は地平線にもぐり込み、あっさりと姿を隠した。

■手持ちのレンズでは、満月のときはシャッター速度が1/250でちょうど良い写真となる。それより遅くなると、明るすぎてぼやけて見える。三日月の場合、シャッター速度を1/250にすると、左上の写真のように暗くなる。光量が少ないからだ。シャッター速度を遅くしていくと、月の移動に追いつけなくなり、外輪部分から少しずつボケて見えてくるのが分かるだろう。

20060103_141x2

■この写真は左上にあるシャッター速度1/250で撮影した写真を、PhotoShopで明るくしたものだ。実際に見えていたのは、こんなイメージだった、と思う。いや、待てよ。視力が低下してきたあっしには、本当は右下の写真のように見えていたかもしれない。
■日本だけじゃなく、スペインでもフランスでもブラジルでも、同じような月を夜空に見ているのかと思うと、不思議な感覚になる。

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コメント

満月も好きだけれど、
横からのぞき見ているような三日月もよいです。
影を持つ月は立体感がきわだって、
球体が浮かんでいるんだよなぁ、というのを
わからせてくれるから。

投稿: いいちこ | 2006年1月 6日 (金) 13時46分

いいちこって、
焼酎好きのichikoさんにゃピッタリ。“球体が浮かんでいるんだよなあ”って言葉がいいなあ。そういえば、上の写真を撮ったときの設定だと、シャッター速度を2秒以上長くすると、月が丸く見えるんです。もちろん、太陽の光が当たってない部分は薄くて暗いけどね。肉眼だと明るいところだけしか見えないけど、カメラは弱い光も忠実に蓄積してるみたい。

投稿: kawa | 2006年1月 6日 (金) 20時00分

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