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2006年2月27日 (月)

修復不能HD

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■昨日、何の前触れもなくデスクランプの電球が切れました。電球をのぞくと、切れたフィラメントが悲しそうに見えました。

■先日、何の前触れもなく逝ってしまったハードディスク君は、自分の異常に気がついていたのでしょうか。異常を知りつつ悲鳴をあげる手だてもなく、悶々とした日々を送っていたのかもしれません。もし、そうだとすると、つらい思いをさせてしまい、不憫でなりません。

「あれっ何で止まるわけ?」

と、彼自身にとっても突然のできごとであったと思いたい。一瞬のうちに逝ってしまったことを祈るばかりです。どうせ切れるなら…。

■結局、壊れたハードディスク君を救うことはできませんでした。異物混入による不具合という検査結果は、ハードディスクを復旧する作業へ向かわせることができず、一年間あった保障期間内にも関わらず有償で新しいハードディスクへ交換されました。
■不注意で長期間バックアップをとっていなかったデータはすべて消えました。とはいえ、幸いなことに、仕事に大きな支障はありません。執筆したデータは消えましたが、そのデータは次の工程を進めたスタッフのPCに移されていましたからね。
■ただ、失ったものも大きいです。
■一番残念だったのは、年末から三ヶ月間ほど撮りためていた写真です。整理してアルバムをいくつか作り、ウェブにアップする矢先だっただけに、友人たちに義理をつくせず残念でなりません。男の料理を細かく書き残してきた記録や、ガウディに関する書籍について書いた20冊分の書評なども書き直し。
■困っているのは、カレンダーを注文してくれた顧客データベースや、少しこじれてしまった関係を修復しようと整理していた友人とのメールや、会員番号やパスワードを記した重要事項ファイルがなくなってしまったことでしょうか。
■ハードディスクが新しくなったPCが今日、届きます。アプリケーションをインストールしたり、メールのアカウントを設定したり、今日は丸一日、PCの環境設定で暮れそうです。

■今回、対応してくれたVAIOサポートには総じて感謝していますが、心ない言葉を発しなければ対応できない担当者を気の毒に思い、組織的な責任回避システムが完備されている企業に対して大きな信頼感を感じた反面、少なからず失望しました。

■とはいえ、得たものも大きいです。これまでバックアップを取ってきたデータがあるので、なんとか先に進むことができますし、これを機会にいろいろと、仕事もプライベートも、動き方を変える決断ができましたからね。

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2006年2月22日 (水)

時効警察

■どうでもいいことだけど、今期最高のTVドラマは何だと思います?
■『相棒』は別格として、『輪舞曲(ロンド)』か、『アンフェア』か、『白夜行』か。美男美女の役者で固めた『小早川伸木の恋』も面白い。
■独断と偏見で言わせてもらえば、今期最大の収穫は『時効警察』だろう。
■オダギリ・ジョーはやっぱり感性鋭く抜群の存在感がある。東京乾電池で脚本・演出やっていたゲタさん(岩松了)はやっぱりアホでいい。脇を固める役者たちも自分の居場所を見つけ、目いっぱい楽しんでる演技心地よく、いい味出してる。ビデオ録画は完璧なので、少し暇になったら一気観劇へ突入の予定だ。

■と、これで終われないことがある。
■『小早川伸木の恋』で気になることがあるからだ。あのドラマで最も得をしているのは、まだまだ若いけど、宝塚のトップスターだった紺野まひるだろう。主役を完璧に食ってる。彼女の笑顔には、あっしも含めおやじたちは完璧にやられてる。間違いない。
紺野まひるの対極にいるのは、この頃CMに出まくっているカリスマモデルのShiho。彼女の笑顔には彼女の生き様がそのまんま出ている。それを知ったのはTVでのインタビュー。生きることを分かってる気がした。あっしよりはるかに先を行っている、足元にも及ばない存在であることを、思い知ったのですよ、そのインタビューでね。「尊敬してします、Shihoさま」なんて、この歳じゃ悔しくて情けなくて言えませんぜ。
■ああ、おやじの出る幕は、こうして閉ざされていくのであった。
■でも、『時効警察』は絶対に通しで観るぞ。

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2006年2月19日 (日)

やられた…

 災難は忘れた頃にやってくる。

 メインで使っているパソコンが故障した。ハードディスクが回転していない。午前中までは問題なく使えていたパソコンだったのに、夕刻に電源を入れたら動かない。というか、音がしない。
 電源を入れた直後にF2キーを押し、表示されるメニューで確認すると、ハードディスクを認識していないことが判明した。アララ…。揺すったりさすったり、ひっくり返したり、ドライヤーで温めたり、Macに戻るのはもう少し後にするから、と語りかけたりしたが、やっぱりダメ。真っ黒な画面に次の英文が出るばかりなのだ。

 Operating System not found

 こりゃアカン。しかたない。というわけで、「VAIOカスタマーリンク修理窓口」に電話を入れた。土曜日の夕刻は混んでいないらしく、すぐに担当者が電話口に出てくれた。
 「どうされましたか?」
 丁寧で落ち着いた対応に感心す。かんで含めるような担当者の口調に、こちらも少しあわてた風に振るまう。トラブルシューティングの手順に従って、担当者は確認や操作指示を行う。問題を特定し終わると、予想通りの結果を通知した。
 「最短で来週月曜日に、宅配便がマシンを引き取りにうかがいます。集荷にご都合のいい時間帯は…」

 パソコンの修理が終わって戻ってくるのは週末あたりか。それが最も速い対応だというから仕方ないだろう。
 このパソコンは購入して一年未満。ユーザー登録もしているので、修理は無料なのだが、年が明けてデータのバックアップを取っていなかったことが悔やまれる。ハードディスクが交換されないまま、手元に戻ってくることを祈るばかりだ。ハードディスクが交換されるのも覚悟はしてるが、そうなると、少なからず面倒なことになるだろう。デジタルなんて信用できないから、バックアップをとるのは常識でしょ、なんて言う資格なしだ。
 「ついうっかり…」
 そのタイミングをねらってトラブルはやってくる。

 今回は、やられた。自分の不注意に、やられた。

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2006年2月17日 (金)

つかの間の春

■地平線がもやっていた。もやは春の到来を予感させる。果たしてその予感は的中し、翌日から二三日、コートいらずだった。つかの間の春は終わり、この週末からまた少し冷え込むらしい。
■つかの間の寒さを感じるようになるのは、いつになるのだろう。春がだんだん待ち遠しくなってきた。

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<EOS 5D 2006/02/13 4:39 p.m.>

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東方美人

■質の良い烏龍茶を飲むと、後口に微妙な甘さが残る。凍頂や亜里山阿里山といった煎りの浅い青茶を好んで飲むのは、香りを楽しめるから。煎りの深い、ほとんど紅茶に近い「東方美人」が好きでなかったのは、これまで質の良いものを知らなかっただけ、と最近知った。無知は悲しい。

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産毛が生えているような茶葉だ。

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もっと小さな器で飲むべし。

<GR Digital ISO-64>

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2006年2月15日 (水)

行事の力

■火曜日は今年初めて春めいた。平日だというのに水天宮は、早朝から人、人、人。ああ、また、戌(いぬ)の日がやってきたのか、と気が付く。
■まるで壊れ物でもあつかうごとく、赤子をひっしと抱き抱える夫婦あり、お腹ポッコリ笑顔ニッコリのご婦人あり。あんたは付録だよ、と言われているような連れ合いもいる。白髪交じりのその両親、あるいはその片親。それぞれの唯一の人生を背負った人たちの笑顔が、境内にひしめき合っていた。突然やってきた暖かさに、きっと後押しされたに違いない。
■午前11時に来訪者あり、一時間半ほど会議を持つ。言葉すれ違うもどかしさあるも、会議なんてそんなもの。顔を突き合わせていればこそ、着地点が見えてくる。打ち合わせが終わると、人形町『よし梅』に流れて牡蠣ぞうすい。マルガリータの後頭部を直撃する強い日差しが心地よく、ちょっと銀行回りして帰社す。
■折りしも本日はバレンタインデー。チョコレート業界がでっち上げた“きな臭いお祭り”なのかもしれないが、社会的に受け入れられる素地がなければ、多くの人たちが望んでいなければ、ここまで浸透しなかったはず。土用の丑の日と同じように。
■しかし、チョコレートって、いったい何よ? ペニンシュラホテルのチョコレートが欲しくて、返還前の香港まで旅行させたあの魅力って何だ? コートドールの二段重ねのミルクチョコが冷蔵庫に常備されていないと落ち着かない、というのは何よ?
■チョコという短縮形もかわいいし、ショコラというフランス語だって響きがいい。味も香りも名前も非の打ち所がないチョコレートって、いったい何様なん? …そういえば、日本語でチョコレートって何と言うんだろ?
■バレンタインデーなんて縁遠くなっても、義理チョコぎりぎりの感謝チョコであっても、やはりチョコレートを誰かにもらうと、ムフフッと笑顔になる。
■バレンタインデーが終わって安売りされるチョコレートはかわいそうだが、工夫がほどこされた世界各地のチョコがリーズナブルな価格で楽しめるこの時期は嫌いじゃない。さてと明日は、デパ地下へ行きますかい…。

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2006年2月14日 (火)

満月

■今朝から早起き生活開始。夜明け前の暗い空にもう満月はなかった。クシャミ一発、借り歯飛ぶ。ああ…。 

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満月前日の月<EOS 5D 2006/02/13 4:52 a.m.>

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2006年2月13日 (月)

トマト雑炊

■台所に立つようになって一ヶ月が過ぎ、うまく飯炊きはできるようになった。米の研ぎ具合や水加減にもう迷いはない。
■炊き上がったご飯をしゃもじで軽くほぐす。ほぐしたご飯をおひつに移し、布巾をかけてふたをする。この一連の動作はゆずれない。蒸れたご飯から立ち上る蒸気をほわあっと浴びるとき、ご飯の粘りや照り、香りが少しずつ変化する様子を見るとき、「なんだか、いいなあ」と感じるからだ。農耕民族の血が流れているからに相違ない。と、ちょっとした歴史家気取りにもなれる。冷凍保存するタイミングを覚えるにいたっては、天下を取ったような気分になる。…アホ。
■とはいえ、何をやるにも初めてのことばかり。忙しくなった相方のピンチヒッターとはいえ、少なくとも健康を害するような料理は作れない。栄養のバランスを考えるのは頭が痛いが、まあ、野菜をぶっこんでいれば、病気になることはないだろう。
■「料理って面白いね」と言うと、女友達に突っ込まれた。「たまにしかやらないからよ。毎日作らなきゃいけないってなると大変よ」 はい、仰せの通りです。「この一週間ばかりは夜昼逆転の生活で朝は作ってないって聞いてるわよ」 はい、自分でも呆れてます。「でも、料理って面白いのよねえ」 あ、はい。あなたがたの域に達するには十年早いです、すいません。
■…出汁のとり方とか包丁の入れ方とか、野菜の味を引き立てる煮込みかたとか隠し味とか、工夫いたしたい所存です。…と、そこまでは言えなかった。
■というわけで、日曜日の夕飯は消化のいい雑炊とあいなった。とはいえ、トマトを使うのは初めて。どうしよう、と考える。そこが面白い。

■材料を仕込んだら、固形コンソメを軽量カップに入れ湯を注ぐ。
■厚手の鍋にオリーブオイルと包丁でつぶしたニンニクをいれ、ガスに火をつける。オリーブオイルが高温にならぬよう注意しながら、5分ほどていねいに油であげたニンニクを捨てる。
■バルセロナ風にしたかったので、長葱(ネギ)を使う。2センチ弱に輪切りにした葱を10個ほど、鍋の底に立てて並べ炒めていると、葱の中心から甘味を含んだ液が噴き出してくる。
■油がはねないうちに、すかさず細切れにしたタマネギを加え、油をなじませるように炒める。タマネギが色づいてきたら、細かく輪切りにしたソーセージをぶっこみ塩コショウで味をつける。それからガガッと火を強め、ひと口大にちぎったレタスをもぐり込ませ、ザザザッとあえる。
■ピチピチ音がしてきたら、コンソメスープを流し込み、グツグツと沸騰してくるのをじっと待つ。煮立ったら灰汁をとり、細かく切ったトマトをぶっこみ、胡椒をまぶす。
■煮立ってきたら、さらに灰汁をとり、味をみたら、おひつに残っていたムチムチの冷やご飯を鍋に入れ、弱火にして5分待つ。
■これで、「バルセロナ風トマト雑炊」の出来上がり。葱の甘さとトマトの酸味が絡み合った独特の味になる。まあ、タマネギとソーセージとコンソメスープの3つで、ほぼ全体の味は支配されてるんだけどね。工夫したことは、葱を立てたまま炒めて甘味を引き出したところ。あっしのような料理初心者でも簡単にバランスが取りやすい料理だった。

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<GR Digital ISO-64 F/2.4 1/10秒 マクロ>
<GR Digital ISO-64 F/2.4 1/07秒 タングステン光源>

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2006年2月11日 (土)

光る笑顔

■毎月十日は会社で決めた大切な支払い日。お世話になったスタッフと日本という国家に銀行と郵便局から振り込みをする。この約束は仕事を動かすために欠かせない最小限の決め事。どんなに手間と時間がかかろうと、手持ちの金がなかろうと、間違いなく完了しなければならない。
■会社を始めて驚いたことは、約束を守らないことが当たり前という輩(やから)が本当にいることだった。大きなお金が動く世界には詐欺が横行する。約束を守りたくても守れなくなってしまった破産者たちとも付き合わざるを得ないこともある。
■金は天下の回り物。大きく儲かることもある。赤字続きのことだってある。借金さえできず、納品に使うほんの数百円のフロッピィーディスクを買えず、あまりの情けなさに泣いたことだってある。それでも約束は守らねばならないのだ。たまにはいいことだってある。
■赤字でも仕事を続けられるのは、いろいろな問題はあるにしても、金融機関が機能しているからなのだろう。
■そんなきな臭い世界とは縁のない世界が水天宮にはある。赤子を抱えた親たち。小さな子供の手を引く親たち。子供の笑顔と泣き声に満ちあふれた水天宮に事務所を置いて二年ちょっと。仕事に対する考え方にも少なからず影響している気がする。
■すべては笑顔のために…。

 トリノオリンピックの開会式をライブで見ながら記す。

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<水天宮  2006/2/9 16:10>
<GR Digital ISO-64 F/2.4 1/760sec>

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2006年2月10日 (金)

日本橋『古樹軒』

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■木曜日は外で打ち合わせなどなく、おとなしく雑誌記事の執筆を進める。
■午後、世田谷より朋来たる。キッシュと串団子を持参。『茂助だんご』は、さらりとしたこし餡の甘さがさわやかで、緑茶にぴったり。キッシュは牡蠣とほうれん草をベースにした彼女の手作り。「味覚は天性」としか言いようがない。彼女の感覚は新しい味覚を開拓してくれる。相方に差し入れてくれたはずも、あっし好みばかりで申し訳ない。
■ひとしきり話をしたあと、三人連れ立って五分ほど歩き、日本橋『古樹軒』にて烏龍茶を二種、試飲させてもらう。食材なども併せて購入し彼女は帰っていった。暇な人ではないのに、陣中見舞いとはなんともありがたい。
■今夜は仕入れた五種類の烏龍茶の中から「梨山(りさん)烏龍茶」を飲んでみた。台湾北東にそびえる高山で採取された茶だという。凍頂(トンチン)烏龍茶より薫り高く、甘味な後口に驚く。
■夜はひたすら書を読み、メモをとる。知らぬ間に空が白んでいた。

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2006年2月 8日 (水)

会議中のメール

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■「色校は問題なく、無事入稿しましたよ」
会議中にそんなメールが入った。これで、執筆した書籍「あしたはプレゼン」は印刷に回る。あとは刷り上るのを待つばかりだ。
■久しぶりに雑誌に関わることになり、年が明けてよく人と会う。本誌の連載と別冊のムックが同時進行しているため、編集者やデザイナーとの打ち合わせが頻発している。
■今日は社屋を白金高輪に移した出版社で会議。12階の会議室は展望がよく、西側の窓からは遠くに富士山がくっきりと見える。編集者がスイッチを押すと富士山は消え、会議が始まった。携帯電話がブルッたのは、そのときだった。

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<GR Digital ISO-64 1/23sec トリミング>
<GR Digital ISO-64 1/12sec 日光モードで撮影した写真>
<暖色フィルターなどで色調補正。見た目のイメージに近い>

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2006年2月 7日 (火)

最後の雪かも

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■つい先日の夕刻、気温が二時間で10℃下降した。今日は逆に、10℃以上も温度が上昇するらしい。
■昨日は冷えた。体感気温は氷点下。夕方から降りだした雨は、深夜に雪となった。ドタドタと降り積もるぼたん雪。翌朝の真っ白な世界を予感させたが、数時間で雨に変わった。日中には気温が15℃に跳ね上がるらしい。
■こうして次第に体が暖気を思い出し、知らぬまに春になる。

<水天宮 01:36 a.m. EOS 5D ISO-1600 50mm F/2.5>
<降る雪を撮るなら、フラッシュをたくべきだったかなあ…>

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冬の空

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■東京は冬に恵まれている。雨降らずとも水うるおい、空狭くとも青々としている。ビルは不揃いで雑然とした街並みばかりだが、ビルの谷間から突然注ぎ込む暖かい陽光は、まるでご褒美。
<日本橋蛎殻町の夕刻>
<EOS 5D ISO-100 50mm F/2.8 1/6400秒>

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2006年2月 5日 (日)

抜け殻のごとく

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■金曜日の夜、うちにあるすべてのアルコールを飲み干す。そのうち朝を迎え、意識を失くす。目が覚めると、土曜日の午後二時だった。
■金曜日の朝、一年以上抱え込んだ書籍を手放す。テーマは「プレゼンテーション」。午後、編集者から責了となるファクスを受信し、夕刻近くに修正を終えた。
■東京はその夕刻、摂氏二度まで急激に気温を下げた。二時間で10℃。滅多に経験できるもんじゃない。
■紺色の分厚いウールのコートをはおり、坊主頭に毛糸の帽子をかぶせ、手袋で外出。校了した書籍のデータが入ったCD-ROMと校正紙、出力指示書をかばんにつめ、出版社まで届ける。バイク便で届けてもいいのだが、やはり最後は、担当してくれた編集者に手渡したい。
■納品を終え、上野黒門町まで歩く。『うさぎや』名物の「どら焼き」六個詰めを、最後まで尽力してくれたスタッフのために購入し、帰社。千八十円也。多分、日本いち旨い。
■翌日の土曜日、兜町にある『東京証券取引所』の横を抜け、『日本橋郵便局』まで歩き、カレンダーを2通発送す。そこから日本橋『高島屋』のデパ地下にもぐりこみ「うな重弁当」や「かりんとうドーナツ」やらを購入し、夕刻に帰宅。
■…それからの記憶がない。いったい何をやっていたのやら。
■通販で届いたばかりの「Maker's Mark」の赤い封を切り、一年分の抜け殻の中に翌日の朝までアルコールを流し込む。
■次は、ブログだ…

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2006年2月 3日 (金)

紙巻きやめて…

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■シガレット喫煙をやめて一週間が過ぎた。
■これまでの累積喫煙シガレット数は20万本。病気にならなかったことがおかしいくらいだ。その本数に気持ち悪くなってしまい、友人も心配してくれているし、シガレットをその日にやめた。
■これと言って不自由を感じないのは、厳密な禁煙という意味では反則だが、紙を介さない煙草(パイプ煙草や葉巻)を、たまにいただいているからだ。
■体重も食欲も体調も、これといって変化はない。ただし、ひとつだけ変化があった。昼間に出歩きたくなったのだ。理由は分からない。
■この際だから、日本橋界隈にある店を隅から隅まで回って、ランチ三昧というのもいいな、と本気で思っている。先日はネットの友人に教わった兜町近くにある焼き鳥屋へ。親子丼をかっこむ。備長炭で一度あぶったんじゃないかと勘違いさせるほどプリプリッとした鶏肉が、美味だった。

<GR Digital>ロイヤル・パークホテル

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2006年2月 1日 (水)

磨き癖

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■台所に立ってほぼ一ヶ月。幸いなことに、まだ飽きない。そのわけは「磨き癖」にある気がしている。
■思えば、台所に立ち料理を再開する以前からそうだった。洗った皿に水垢(みずあか)が残るのが気に入らないので、洗った食器はそのまま乾かすのでなく、木綿の布巾で磨き上げないと気がすまなかった。グラスを拭き上げるときは、木綿の小さなクズがでないバーテンダーが使っているグラス磨き用の布巾を使っている。
■取って置きの銀のスプーンとフォークは、錆び(さび)てしまうと、見るも無残なありさまになるのが嫌で、銀磨きを買ってきて磨き上げた。銀の錆びというのは、鉄の錆びとは別物で、地肌に深く浸透することがなく簡単にはがれ落ちる。ひんやりした光沢ある銀の地肌を簡単に再生できるのは気持ちいいこと。
■思うに、水垢や錆びが嫌いというより、磨いた後の達成感が好きなようだ。
■機械に油をさしたり、ほこりを取り除いたり、ネジを締めるだけで、その不具合のほとんどは解消される。そんな機械工学系の経験も、磨き癖に影響を与えているのかもしれない。

<写真はGRデジタルで撮影>

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