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2006年2月15日 (水)

行事の力

■火曜日は今年初めて春めいた。平日だというのに水天宮は、早朝から人、人、人。ああ、また、戌(いぬ)の日がやってきたのか、と気が付く。
■まるで壊れ物でもあつかうごとく、赤子をひっしと抱き抱える夫婦あり、お腹ポッコリ笑顔ニッコリのご婦人あり。あんたは付録だよ、と言われているような連れ合いもいる。白髪交じりのその両親、あるいはその片親。それぞれの唯一の人生を背負った人たちの笑顔が、境内にひしめき合っていた。突然やってきた暖かさに、きっと後押しされたに違いない。
■午前11時に来訪者あり、一時間半ほど会議を持つ。言葉すれ違うもどかしさあるも、会議なんてそんなもの。顔を突き合わせていればこそ、着地点が見えてくる。打ち合わせが終わると、人形町『よし梅』に流れて牡蠣ぞうすい。マルガリータの後頭部を直撃する強い日差しが心地よく、ちょっと銀行回りして帰社す。
■折りしも本日はバレンタインデー。チョコレート業界がでっち上げた“きな臭いお祭り”なのかもしれないが、社会的に受け入れられる素地がなければ、多くの人たちが望んでいなければ、ここまで浸透しなかったはず。土用の丑の日と同じように。
■しかし、チョコレートって、いったい何よ? ペニンシュラホテルのチョコレートが欲しくて、返還前の香港まで旅行させたあの魅力って何だ? コートドールの二段重ねのミルクチョコが冷蔵庫に常備されていないと落ち着かない、というのは何よ?
■チョコという短縮形もかわいいし、ショコラというフランス語だって響きがいい。味も香りも名前も非の打ち所がないチョコレートって、いったい何様なん? …そういえば、日本語でチョコレートって何と言うんだろ?
■バレンタインデーなんて縁遠くなっても、義理チョコぎりぎりの感謝チョコであっても、やはりチョコレートを誰かにもらうと、ムフフッと笑顔になる。
■バレンタインデーが終わって安売りされるチョコレートはかわいそうだが、工夫がほどこされた世界各地のチョコがリーズナブルな価格で楽しめるこの時期は嫌いじゃない。さてと明日は、デパ地下へ行きますかい…。

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