« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006年4月30日 (日)

逝く人

■薄れる意識が消えぬうち、香を焚く。

_mg_6761c

■別れの酒を叔父と飲む。

_mg_6773c

■四月末日の深夜、長崎の実家にいる兄から電話が入った。「今日…」と、兄が声を詰まらせたとき、そうか、と察した。「早すぎる…」と、私は受話器を置いた。
■大東亜戦争が終結に向かっていた昭和二十年に叔父は生まれた。父親は東洋の平和を願い、十三人目の子供を「東和」(とうわ)と命名した。
■還暦を迎えたばかりで、「これから、いろいろやっとぞ!」と意気込んでいた叔父だったが、気が付いたときは末期癌だった。元気な分、逆に進行が早かったらしい。志なかばのまま意識を絶たれてしまった叔父は、さぞ残念だったに違いない。五島列島から一人の小さな巨人が逝った。

■昨日、なんとか徹夜で原稿を書き上げ、昼過ぎに目を覚ましたとき、携帯電話に受信記録が残っていることに気が付いた。妹からだった。図らずも受験に失敗した娘が、傷心の日々からなんとか立ち直ろうとしている、とのこと。
■姪という存在は、どうしようもなくかわいい。先がある分、楽しみでもある。「ちょっと○ちゃんを驚かせてみない?」という、妹の明るい声に、できることならすぐにでも長崎に帰省したいと思った。
■午後四時前に四谷外濠公園へ行く。軟式野球に呼ばれたからだ。行きがかり上、マウンドに立ち、100球近く投げてしまったが、疲れは残っていなかった。全力で投げなかったことも原因ではあるが、まだ体力があるという証拠。

■志なかばにして逝く人あれば、これから人生の大海原に船出する人あり。そして、人生の途上で右往左往する人あり。
■「これから何ばすれば良かとね?」と、今夜は叔父とゆっくり膝を突き合わせて話してみよう。
■薄れる意識が消えぬうち。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月29日 (土)

二十六聖人

■ことの真意を知らずして語る愚かもの。

■長崎には、世界に先駆けガウディ建築にいち早く注目した日本の建築家が建てた記念館がある。■「二十六聖人記念館」は早稲田大学教授であった故今井兼次氏の作品だ。■西坂公園という丘の上に、モニュメントと記念館、そして聖堂がある。

■その聖堂にそびえる二本の塔は、どことなくサグラダ・ファミリアに似ている。また、塔の壁面には陶磁器が貼り付けられているのもガウディ風だ。■二十メートルに満たない背の低い塔を見て、「いびつに見える」という人もいる。■しかし、建築物に込められた思いを知るなら、その評価もきっと変わってくるだろう。

■1597年に西坂の地で処刑され殉教した26人のカトリック信者たちをしのび、カトリック信者である建築家が設計し、1962年に建立した建築物である。■彼の思いは建築物のいたるところに残っているはずだ。■とはいえ、どのようにこの塔を見るべきなのか、私のつたない知識と感性では、まだよく分からないまま。

(二年前に書いた記事を書き直した)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月28日 (金)

松浦水軍の末裔たち

Img_4504c
<南松浦の夜に街灯はいらない>

■長崎から約百キロ先まで船を走らせると、西方洋上に島が見えてくる。そこは、大きな島が南北に五つ連なっている五島列島。総じて南松浦郡と呼ばれてきた土地だ。松浦水軍の末裔たちが隠れ家として居を構えたから、と思われる。
■子供の頃、大人たちの会話の中に“シナ”とか“上海”とか“朝鮮”といった言葉が頻繁に顔を出していたことを思い出す。京都や東京よりも、中国大陸や朝鮮半島、あるいは琉球といった土地に強く影響を受けていたからなのだろう。
■そんな列島にある有川町という小さな町で私は生まれた。東京に来てずいぶんたつが、出身地を同じくする人間と会う機会は一度もなかった。

■それは、南青山にある『根津美術館』近くに住んでいた数年前のこと。飛び込みで入った和食屋が気に入り、何度か通っているうちに、カウンターの向こう側で包丁を持つ板前のオヤジが同じ出身地の先輩だと分かった。それからは、事あるごとにお邪魔してきた。
■とはいえ、昼のランチはお得だが、夜はおまかせのコース料理でかなり値がはる。頻繁に行けるところではない。久しぶりに仕事が落ち着き、懐具合も少しばかり良くなったので、『椿』に予約を入れたのだった。
■板さんはその朝、築地に足を運び、私が大好物の「岩牡蠣」を仕込んでおいてくれた。その岩牡蠣だが、もちろん他の料理もそうなのだが、それはそれは、初夏を満喫させるに足る、筆舌に尽くしがたい、「おいしい」という言葉では語れない味わいだった。

■この数年、補助金目当てと思われる市町村合併が急激に進んでいる。五島列島も例外にもれず、その波に飲まれつつある。今年、列島の南半分が「五島市」となった。両親の本籍地であった「長崎県南松浦郡富江町山下郷」という美しい名称も消えた。私が生まれた列島の北半分にある有川町はというと、上五島市(かみごとうし)という括りの中に納まる予定だという。
■そんな話を板さんとしたかったのだが、あのような料理の前で、世間話は野暮というもの。
■とはいえ、松浦水軍の末裔たちは、やはり黙っちゃいられない。行政に携わる方々に言いたい。区画整理的名称は文化を滅ぼす、と。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年4月27日 (木)

『あしたはプレゼン』

■ちょっと宣伝っぽい話…。
■昨日(水曜日)、『あしたはプレゼン』の刷本が出版社であるローカスより届けられた。

_mg_6640c

■真っ赤な表紙に蛭子能収氏のイラストが効いている。一面真っ赤な表紙というと、ずっと前に翻訳した書籍『くたばれ! チープなウェブサイト』を思い出す。ブックデザイナーに感謝したい。
■「プレゼン庶民のための」というコピーも泣かせる。本に巻かれている帯を初めて見たのだが、そのコピーにいたく感心した。

 明日を乗り切れ!
 カリスマの自慢話は不要!

 目前のプレゼンをこなすテクニックから
 プレゼン観が変わる深い知識まで

 はじめてでも、時間がなくても
 プレゼンはなんとかなる

■このコピーは書籍の意図を的確に言い当てている。編集者に感謝したい。
■けっこう中身は濃いはずだが、コピーに書かれている内容がちゃんと実現できているかどうかは分からない。ちょっと手をかけすぎたかもしれない。欲張り過ぎて論旨を複雑にしてしまったところがあるからだ。とはいえ、うちのスタッフの協力を得てつくられた自信作のひとつであることは事実だ。

■刷本がこのタイミングで著者に届くということは、この書籍が書店に並ぶのは連休明けあたりからだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月26日 (水)

定番を逃すな

_mg_6619c
<日本橋人形町 2006/04/25 12:31>
<まっ昼間だというのに薄暗かった>

■火曜日は雷雨の中、午後から神田神保町に出る。『カフェテラス古瀬戸』で打ち合わせ。終わるとカラリとした青空が広がっていた。春の嵐は気まぐれ。お目当ての古本屋は打ち合わせた喫茶店のとなりにあることは分かっていたが、ちょっと散歩しない手はない。
■神保町界隈をぐるりと一周して戻り、「小宮山書店」へ入る。狭い通路の両側を埋める古本をながめながら、ゆっくりと中3階へ。
■お目当ての本は、目が飛び出るほど高額。『アントニオ・ガウディ - その新しいヴィジョン』(定価\5,500)と『ガウディ全仕事』(定価\88,000)。古本でないと手が出ない。というか、絶版なので古本屋で手に入れるしかない。箱入りの上製本なので重量がかなりあることは予測していたが、冗談抜きで手がちぎれるほど重かった。
■やっとガウディ研究の定番書を手に入れた。図書館で目を通したことはあったが、手元に置くと書き込みもできるので、じっくり読める。やはり、定番はすごいな、とあらためて実感した。それから二日ほど読みふけってしまった。もっと早く読んでおくべきだった、と後悔した。

■最近は便利になったものだ。お目当ての古本がどこにあるかは「BOOK TOWN じんぼう」で検索することができる。とはいえ、古本屋ではるかに楽しいのは、思いがけない本との出会いだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月25日 (火)

医食同源

■月曜日は一食のみ。ただし、良質の中華をしこたま喰らう。ランチバイキングとはいえ食卓配膳。しかも、三人の美女に囲まれ個室借り切り。にもかかわらず料金格安。
■日本橋箱崎「ロイヤルパークホテル」地下1階にある中華料理店『桂花苑』では、月曜日と火曜日のみのサービスとか。要予約。
■もう食えない、というほど頂いたのに体はスッキリ。医食同源ということでしょうか。こんな贅沢をしていいのか、というほど恵まれた月曜日でありました、とさ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月23日 (日)

子供と草野球

■数年前まで赤ちゃんだったリョウタロウが立派な戦力になってゲームに参加した。

_0012397c
<リョウタロウは試合に負けてご機嫌ななめ>

■土曜日は草野球。

■いけないこととは知りつつも、またまた朝方まで一人で飲んでしまった。なんとか昼前に目を覚ましてはみたが、「酒臭い!どうすんのよ」と、家人から呆れ顔で言い放たれる。「はい、自業自得でありまする」と独りごち、洗面所へ向かう。
■午後0時半、二日酔いぎみのまま四谷外堀公園へ向う。試合は午後2時からだ。

■というわけで、無理はしないでおこう、と決めていたのに、行きがかり上、ピッチャーをあい務めることになってしまった。ソフトボールなので、さほど負担はない、と、たかをくくっていたが、やはり、それなりに、しんどかった。
■欲をかかねば楽しめる、ってことなんでしょうか。体調いまいちだから無理しちゃいかん。そんな軽い気持ちで振ったバットが大当たり。なんと、5打数4安打。ホームランを含むサイクルヒットというオマケ付きという結末。
■しかも、守っては完投して勝利投手。相手チームに先行されるも、我がチームの打撃爆発し、大逆転してくれたのだった。棚から牡丹餅、とはこのことだ。自慢話も少し迫力に欠ける。

■紅白戦なので勝ち負けにこだわりはないが、勝ったメンバーの顔はやはり嬉しそうだった。負けたメンバーは自分のプレーを思い起こすことに意識を移し、悔しさを逃がそうとする。やはり、大人たちは楽しむ落とし場所を心得ている。
■しかし、ゲームに一途なリョウタロウだけは、悔しさから抜け出せない。父親に連れられ帰っていく子供の寂しそうな後姿が忘れらない。熱い気持ちが残ったままの小さな肩に、かけられる言葉はなかった。

■日曜日は睡眠不足と前日の疲れで、昼近くまでぐっすりと眠り込む。ぼんやり起き出した午後に、S嬢が撮影してくれた草野球の写真を整理す。子供がいると楽しさが違う、と思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月22日 (土)

掛川のイタリア人

■私の友人たちは例外なく食に貪欲だ。乃木坂『リングア・ヌーダ』もそんな友人の一人から紹介された店だった。アコーディオン奏者のコバさんがオーナー。現在もやっているが、ひいきにしていた三宅シェフがやめてからは、足が遠のいている。

_mg_6599c

■三宅シェフは自由人。自由奔放な料理は天才的だ。しかし、料理をつくる環境が変に制約されると、そこから飛び出していってしまう困った人だ。著名人たちが集まってくる『リングア・ヌーダ』を辞めた理由もそうだった。ちょっとだけ我慢すれば、有名になるチャンスはいくらもあったのに…。そんな人だ。

■掛川に住む食を愛する友人から請われ、『掛川グランドホテル』のシェフに納まったのは一年ちょっと前だろうか。昨年、一度だけ泊まりがけで様子を見に行ったことがある。そのときの料理は絶品だった。新しい食材を手に入れることができて、料理への集中度が高まっていたからだ、と思う。

■年が明け、ホテルのオーナーが変わった。どうも窮屈になったらしい。また、飛び出してしまった。そんな三宅さんが上京し、うちを訪ねてきたのは、一週間ほど前のことだった。「レストランやるから来てよ」と嬉しそうな顔をして彼は言った。育ち始めたスタッフたちと、彼を掛川に呼び寄せた友人に請われ、『リストランテ・フェラーラ』を開店することになったらしい。この27日から営業を開始する。

「必ず行くけどさ。いつか、きっと東京に戻ってこいよ」
「うん、必ず戻るよ」

■昨日届いた案内状には「掛川のイタリア人」とシェフが紹介されていた。笑う。シチリアで修行を積んだとはいえ、イタリア人じゃないだろう。オーナーであるSさんのしわざに違いない。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年4月21日 (金)

オプションB

■君は今夜も飲むのか。また、一人で飲むのか。空が白み気を失うまで飲み続けるのか。

_0011788
<たまには昆布茶でも飲むといい>
 GR Digital F/2.4 1/6秒 ISO-64 露出補正-0.3

■正論的A案より、奇抜なC案より、少し視点を変えただけのB案が斬新に見えたりする。
■本命でもなく対抗馬でもない二番手に手を出してしまう臆病者の恋愛心理に似ているのかもしれない。
■そんな臆病オプションBが世界を変えることだってある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月20日 (木)

仰臥漫録

■水曜日はむっとするほど暖かい日だった。夜には雨となる。

_0012301c
<日本橋人形町 都営浅草線人形町駅近く>
 GR Digital F/2.8 1/90秒 ISO-64

_0012296c
<人形町交差点。古いビルがまだ健在>
 GR Digital F/3.2 1/330秒 ISO-64 露出補正-0.3

■人は変わるらしい。旅の企画を進めているN嬢は、キーマンとなる人物の対応が劇的に良くなって嬉しい、と、電話の向こうで声を弾ませていた。活躍できる範囲に仕事の内容を限定したことが功を奏したらしい。

■昼前に連載の原稿をメールにて送付す。午睡して目が覚めると「レイアウトに回しておいたよ」と、編集者I氏からメールが届いていた。添付されていた文書ファイルを開くと、見事に修正された文章が書かれてあった。
■自分で書いておきながら、修正された文章を読みながら、「そうそう、そうなのよ。オレの言いたかったことはそういうことなのよ」と、ひざを打つ筆者。オイオイ。
■思い入れが強すぎる文章だったようだ。懐深い編集者の文章力に感謝したい。お礼のメールを入れておいた。

■今日も電話が多い日だった。書籍とカレンダーの企画はそれぞれの担当者と電話で話ができ、今のところ順調のようだ。

■夕刻、友人のW氏来訪。とんかつ『一(はじめ)』にて揚げ物をつつきながら馬鹿話。『仰臥漫録(おうがぎょうがまんろく)』(正岡子規)で盛り上がる。若干三十五歳で逝った文人の偉大さをあらためて知る。仕事の話も少しした気がするが、なぜか、合気道の道場を紹介された。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年4月18日 (火)

刷本届く

_0012231c
<日本橋蛎殻町 水天宮近く。日曜日は雨だった>
 GR Digital F/3.2 1/200秒 ISO-64 露出補正-0.3

■今日(火曜日)、一ヶ月ほど関わっていたブログムックの刷り本が3冊、編集部から届けられた。■制作している最中は、仕上がりを期待していなかった。刷り本を手にしてみると、やはり“あの部分”が気になる。■とはいえ、つくった喜びがこみあげてくるのもウソではない。

■先週末にネットワーク・サーバーを久しぶりに導入した。ハードディスクの容量は800ギガバイトと小ぶりだが、ファイル共有と当面のバックアップには十分だろう。■それと同時に無線LANも導入した。ノートパソコンからLANケーブルが外されると、軽快で嬉しい。■設定にはいろいろと不測の事態が発生した。ちょっと切れそうになりながらも、最後まで粘り強くがんばってくれたM嬢に感謝。

■このところ、急ぎの仕事は雑誌の連載だけ、と平和な日々を送っている。来月中旬からバルセロナへ一ヶ月ほど出張するため、3回分をそれまでに仕上げる約束。ネタは決まっているので、かかりっきりになるほどではない。■他には、来年のカレンダーをデザインしたり、現地で写真撮影するプランを練ったり、書籍の準備をしたり、ムックの執筆を一部サポートしたり、と、まったくストレスのない楽しい仕事ばかり。■こんなに恵まれている時期は、一年を通してもあまりない気がする。ありがたい。

■朝晩は少し冷えるが、日中は汗ばむほどに暖かくなってきた。■送付しそびれていたメールを何通か送る。■今日は電話が多く、外出しないまま日が暮れた。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年4月17日 (月)

フィリップ・ティエボー

_mg_6516c
<花粉>
 EOS 5D 50mm F/2.5 1/30秒 ISO-100

_mg_6514c
<朽ち行く前に>
 EOS 5D 50mm F/2.5 1/50秒 ISO-100

■朝まで本を読む、というサイクルが始まっている。ガウディ本の企画が2冊、本格化してきたので、蔵書をひっくり返して読み返している。
■昨夜はフィリップ・ティエボー著『ガウディ 建築家の見た夢』を読む。140ページそこそこの小冊子だが、中身は濃い。ガウディ建築の特長を手短に網羅した良書だ。ガウディが大きく影響を受けたフランスの建築史家ヴィオレ・ドゥ・デュックの『フランス建築事典』や『建築講話』を、これほど正当に評価した本はない。戸田ツトム氏の装丁も美しく、本棚に並んだ様子も悪くない。
■ガウディに関する和書は40冊ほどだから、本を執筆する前に、書評を書き溜めておこうか、と思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月16日 (日)

偽ネコジャラシ

_mg_6528c

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年4月13日 (木)

初体験

 出版社から印税や制作費が振り込まれるのは、本が出版された月から一ヶ月か二ヵ月先になる。うちでは書きながらレイアウトするので、執筆が終わると印刷用データがほぼ出来上がり。そのデータを収めて納品(入校という)となる。入校してから本が出版されるまで一ヵ月近くかかるので、仕事が終わって入金されるまでの期間は、二ヶ月から三ヶ月先になる。執筆が始まってから入金まで半年、といったところか。
 月曜日に銀行へ行ったら、印税が振り込まれていた。とはいえ、該当する本はまだ出版されていない。出版される前に印税が振り込まれなんてことは、今回が初めての経験だ。
 それには事情がある。本のデータを入校したのは2月2日だったのだが、出版社側の事情で発売時期を調整する必要があったからなのだ。その出版社の社長が事情を説明にわざわざうちにやってきたほどだから、確かに特別の事情があった。というわけで、入校日から換算した日付で支払いの約束が月曜日に果たされたのだった。
 『あしたはプレゼン』という真っ赤な表紙の本が、今月末あたりから書店に並ぶ。同郷のイラストレーター蛭子さんのイラストがとぼけてていい感じ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年4月 7日 (金)

名探偵モンク

名探偵モンク3」(BS2)が始まりましたねえ。火曜日の午後10時からですぜ。残念だったのは、「逃亡者」(BS2:水曜日深夜(木)午前0:00~)の初回を見そびれてしまったこと。コピーが泣かせますねえ。
“彼は逃げる 現在を 今夜を そして明日を生きるために”

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 5日 (水)

千鳥ヶ淵

_mg_6363
<EOS 5D>

 月曜日。徹夜明けになってしまった早朝に空を見上げると、目がくらむほど真っ青だった。天気予報では火曜日が花見日和とのことだったが、青山墓地の桜並木を見るなら今しかない、と、思い直し、カメラバッグを抱え、半蔵門線に飛び乗ったのだった。
 青山墓地に行くには二つの方法がある。「表参道」で下車し15分ほど歩くか、「青山一丁目」で銀座線に乗り換え、「外苑前」で下車し5分ほど歩くか。ちょっと迷う。
 思えば今日(月曜日)は新入社員の初出社日。午前6時過ぎの車内にはそれらしき姿は見えないが、刻々とあわただしさが増してくる。何かにせき立てられるような気持ちになってしまった。もっと近い場所で桜を見ることができないか…。だったら、上野に行けばよかったのにな、と、ちょっと後悔したが、もう遅い。
 電車が「九段下」駅に到着したとき、「あっそうだ、千鳥ケ淵があるじゃないか!」と、思い立ち、とっさに下車したのだった。

_0011804
<EOS 5D>

 日本武道館のある北の丸公園から千鳥ケ淵をゆっくりと散歩。前夜に降った雨のしずくが木々に残っていた。風が吹くたびにしずくが桜から降ってきた。

_mg_6359
<EOS 5D>

_mg_6407
<EOS 5D>

_0011877
<GR Ditital>

_0011871_1
<GR Ditital オレンジ・フィルター 40%>

半蔵門から帰宅す。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年4月 1日 (土)

捨て置かれた写真たち

 このブログに写真をアップする前に、画像の横幅をたいていは800ピクセルに変更している。PhotoManagerを使うと、複数の画像を一発で一括変換できる。撮影したカメラが違っていても、画素数が不ぞろいであっても、横幅などを同じサイズに一律に変更できる。Photoshopでもマクロを使えばできないことはないが、すべての画像をいったん開かねばならない。それに比べると、PhotoManagerはファイルを選ぶだけでいいので、手間が省けていいのだ。
 というわけで、先月の3月から、ブログにアップする写真を1つのフォルダーに入れることにしたのだった。そうして手間は省けたものの、結局、ほとんどの画像はブログにアップされることなく3月は暮れた。
 横幅が800ピクセルに変換された画像は、フォルダーに入ったまま捨て置かれるのか…。ちょっとふびんな気がした。アイコン表示された小さな画像だけでもアップしておけば、写真たちも少しは落ち着いてくれることだろう。ここに並べてみていると、またいつか、使いたくなるときがくるかもしれないし…。

0603_1

0603_2

0603_3

0603_4

0603_5

0603_6

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »