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2006年5月 8日 (月)

時間の進み方

 目が覚めると午後7時だった。日曜日のことだ。

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<窓の外は、まだ、まぶしいほどだった>

 まあ、しょうがない。連休明けに提出する仕事をやっていたからだ。

 提出すべきものありしも、時間に余裕があると、自分の中で優先すべきと思っていることに目が行く。となれば、仕事は後回し。自然の成り行きだ。

 『あ・うん』とか『風の変様体』とか、ほかにもここではとても言えぬ音読本もあり、ほかにもいろいろと、浮世のしがらみをほぐすべく、それなりに努力せねばならぬこともある。そんなこんなで昼過ぎまで眠れず、気を失ってから六時間後に、いつものように生き返った、というわけだ。

 そして夕方からは、勤勉なスタッフと仕事の打ち合わせ。しばらくして薄暗くなると、腹も空き加減となり、飯を炊く。日本橋高島屋にてスタッフが仕入れてきた名店とおぼしき鰻あり。軽く蒸し上げ、飯にのせ、山椒を少し多めにまぶし、ガツガツと一気にかっこむ。う~ん、うまい!

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<まずはゴマ豆腐で腹ごなし>

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<お吸い物で口ゆすぎ>

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<鰻をガツンといただく>

 最後はやはり茶漬けだ。すりおろした生ワサビを鰻にのせる。その上から熱々の湯をかけ、味と香りがご飯粒の奥の奥まで染み渡るのを待つのだ。かけるのはお湯に限る。お茶とか出汁ではご飯本来の味が死んでしまうからだ。待つ時間が、また、たまらなく良い。せいぜい三分ほどなのだが、時間の進み具合が別次元に移行する。時間が止まっているような、永遠に流れているような錯覚に陥る。「もういいよ!」とご飯がつぶやいたら、サラサラと茶漬けを流し込むのだ。…旨い!

 そして、また、深夜前まで仕事する。連休明けに提出する原稿とデザイン案を完成。これでお開きである。

 お疲れさまでした。

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コメント

胡麻豆腐は「吉兆」、鰻は「野田岩」の国産物。
たまにしかできない贅沢。
鰻、ちょっと蒸しすぎたのが残念。
蒸すときに蓋が見つからなくて、焦ったのが敗因。
それでも美味しかったけどね。

投稿: tabuta | 2006年5月 8日 (月) 09時40分

あっちゃあ、「吉兆」に「野田岩」でしたか。
旨かったわけだ。

投稿: kawa | 2006年5月11日 (木) 13時23分

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