« マンゴーびより | トップページ | 有機体への希求 »

2006年6月27日 (火)

時間の無駄

月曜日、午後3時。茅ヶ崎より朋来たりて、品川にて落ち合う。人形町から品川まで電車が乗り入れており、所要時間は15分。距離感が麻痺するほど近い。

_0013561c

彼女はプランナー。若い頃から培ってきたその人脈には舌を巻く。外資系ホテルに長年勤務し、世界各地で働いていたことから、英語やイタリア語、フランス語といった主要な言語をなんなくあやつる。

何を思い立ったか、彼女は独り立ちし、友人たちと新しい事業を始めたのだった。

「まずスペインなのよね」

ということで、ひょんなことから相談に乗ることになったのだが…。確かに、スペインの企画は少しばかり手こずっている。しかし、最初の仕事だからこそじっくり取り組むんだ、という強い意志が見て取れた。なんとか協力してあげたい、という気も起こる、というものだ。

「正念場は次のイタリアなのよ」

という。そこを乗り切ることができれば、フランス、そしてアメリカへと広がる。そんな綿密なシナリオも話してくれた。驚いたのは、どの企画をとってみても、志す目的と方策が5W1Hまで明確なのこと。資金面にも抜かりがない。儲かったお金をどう使うか、というところまで考えているのは、外資系企業で訓練されてきた経済感覚の賜物だろう。

そんなこんなで、品川での話は尽きなかった。こんな元気な女性に接していると、生活費がどうのこうのと愚痴る男や、組織の位置づけにグジグジ文句を言ってる中年おやじたちが、なんともはがゆい。

大切にしたい人のため、守りたい人のためであれば、自分がどんなに格好悪く見えようと、なんだってできるのかもしれない。しかし、自分に潔しとしないのなら、スッパリと降りたほうがいい。無駄な時間は一刻もない。

|

« マンゴーびより | トップページ | 有機体への希求 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49806/10695491

この記事へのトラックバック一覧です: 時間の無駄:

« マンゴーびより | トップページ | 有機体への希求 »