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2007年5月23日 (水)

白い怪物

ガウディ建築を撮影しにバルセロナの地に降り立ったのは、2007年4月17日の深夜だった。その日はすぐに床につき、翌日の早朝からさっそく行動を開始した。

十年前と比較すると、ガウディの建築物はバルセロナの観光資源として陳腐に整備されてしまい、被写体としての魅力を落としてはいたが、その存在感は以前より際立って見えた。私の興味は、ガウディの建築物そのものでなく、その建築物が街にどのように溶け込んでいるのか、に移っていた。

早朝から夕刻まで街を歩き回る。カメラのメモリが満杯になったので、ペンションに戻り、データを移す。気がつく外は暗くなっていた。少し眠っていたらしい。ペンションの玄関を開けると、目の前にサグラダ・ファミリアが白く映っていた。

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120メートルの塔に向かって歩き出した。

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夜空に真白に輝く建物が迫ってきた。

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サグラダ・ファミリアの西側にある「嘆きの門」に着く。
白い蛍光色でライトアップされたこの門は、まるで白い怪物だ。
この「嘆きの門」はガウディの作品と認められておらず、
世界遺産からも外されている。

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建物をぐるっと回り、池をはさんで東側にある「誕生の門」を眺める。
黄金色に見えるのはライトの色ばかりではないだろう。
現在は南側に位置する「栄光の門」と中央塔が建設中。

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コメント

色温度と石の温度って感じですね。

投稿: てろっぷ | 2007年5月24日 (木) 20時18分

てろっぷさん、おっしゃるとおり、色の差はライトの色よりも、築年数の違いからくる色温度の差なんでしょう。石の材質も少し違うようですが。

投稿: kawa | 2007年5月26日 (土) 17時07分

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