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2007年7月 5日 (木)

シリウスに向かって飛べ!

20070705_051c

このタイトルで、ああ、あれね、と、ピンとくる人、たくさんいるでしょうね。

こんなことやってる場合じゃないんだけど、何を思い立ったか知らんけど、『風の谷のナウシカ』の台詞を追って、DVDを何度も見返してしまいました。

このDVDはレーザーディスク(LD)版をコピーしたもの。LD装置の調子がおかしくなったのを機会に、手持ちのLDも二束三文で泣く泣く売っぱらったのですが、手放す前に何枚かはHDとDVDに落としたのです。

『風の谷のナウシカ』とU2の『Rattle and Ham』は、LD装置を購入したときに最初に手に入れたLDでもあり、思い入れも激しく、もう何十回と繰り返し鑑賞しているのでありました。何かひっかかったとき、何気に取り出して観る作品て、誰にもあるんじゃないでしょうか。

『風の谷のナウシカ』は「アニメージュ」に連載されたもので、映画化されたのは、その後まとめられた7巻のうち、2巻分にも満たないものです。とはいえ、映画版は本当にうまくまとまってます。ストーリーはもちろん変わってますし、台詞も少しずつ変えられてはいるけど、心にズンとくるよう、映画の中にうまく配置されてます。たとえば、

 おいで。さあ。
 ほら、怖くない。怖くない。ほらね、怖くない。ね。
 怯えていただけなんだよね。

 そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし
 失われた大地との絆を結び
 ついに人々を青き清浄の地に導かん

 腐海(ふかい)いちの剣士、ユパ・ミラルダとはそなたのことか。
 我らが目的は殺戮ではない。
 話がしたい。剣をおさめられよ。

 ミト! シリウスに向かって飛べ!

などなど。どの台詞も、グッときます。

この映画の世界のように今は非常時ではないけれど、ナウシカみたいに稟とした生き方ができんもんかいな、と思うのであります。今さら、どこに向かって飛べ、と、言われてるんでしょうか、ねえ。悩ましいこってす。

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コメント

「風のナウシカ」は何回も読みました。
最後の箇所で、聖都の墓所の主の真の目的は、「大地の浄化が済んだ暁には、ナウシカたちを含む大地のすべての生物を新たなものと取り替えてしまう」ことで、
王蟲や腐海、それにナウシカ達は、(真の)人類復活までの間だけを生きることを宿命づけられた、<つなぎの生物>であること分かって、ナウシカが、あえて、前文明が残した「救世のシステム」を破壊し尽くす所が、圧巻でした。
そして、死を運命付けられていながら、上記内容を伏し、仲間と共に生き抜く覚悟を決めるナウシカは感動的でした。究極の状況で、あのような勇気が、私にあるのか?問答してしまいました。

投稿: mohariza | 2007年7月16日 (月) 03時31分

moharizaさん、ご無沙汰してます。
『風の谷のナウシカ』の原作は、完成するまで13年かかったそうですが、私がすべて読み切ったのは、ほんの数年前のことです。原作に比べると映画はひ弱ですが、比較するのも野暮でしょうね。どちらもよく読み、よく観ます。

投稿: kawa | 2007年7月21日 (土) 08時26分

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