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2007年8月29日 (水)

伽翔流 Gasho-ryu

■新たな関係

今年の夏はめまいがするほど暑かった。そんな猛暑の中、「伽翔流(がしょうりゅう)」の合宿に初めて参加した。
「伽翔流」は、友人の荒井高史氏が二十年ほど前に創設した空手道。多くの弟子たちが育っている。その理念や、師と弟子たちの生きざまを見て思うところあり、今年1月に入門させていただいた。
一方では友人でありながら、他方では師である荒井氏との関係を、私はけっこう気に入っている。

■合宿の地

2007年8月15日から18日までの三泊四日、合宿に参加させていただいた。場所は山梨県の「甲斐大和」。武田家滅亡の地として有名らしい。現在、NHKで放送中の大河ドラマ『風林火山』のおかげで、名産の葡萄がりだけでなく、物見うさんの観光客も増えたという。とはいえ、うだるような猛暑の中、駅前に人影はほとんどなかった。

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昼間の猛暑は平地と変わらぬものの、合宿所はさすがに山の中、夕方になると決まって土砂降りの夕立がやってくる。夜はぐっと気温が下がり、朝は涼しく過ごしやすい。肌寒いほどだ。しかし、午前7時を回ると、にわかに気温が上昇する。そんな毎日だった。

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■合宿の中身

稽古は午前と午後の二回。
稽古場までは合宿所の宿から徒歩5分ほどと近い。一時間に一本か二本やってくるバス停を超えて行くと、朝はうぐいす、昼はせみが大歓迎してくれた。歩道に沿って畑はあるが人家はない。林の中にポツンと建っている稽古場は、立派な体育館風で驚く。地域の行事や冠婚葬祭にもよく利用されてるらしい。
一日に二回、くそ熱いさなかに道着をまとい、 エイ、ヤー、と声出し動き、大汗をかく。風呂入って、洗濯して、飯食って、歯磨きして寝る。その繰り返し。合宿所にも道場にもエアコンはない。合宿所は町から遠く離れた山間にあり、テレビを観る者もなく、新聞を開く者もなかった。携帯電話も通じず、下界から隔絶された山ごもりの四日間だった。

■毎日のメニュー

全体的な以下のようなメニューに私はついていくのが精いっぱい。高段者の先輩方は、私が起き出す前の早朝、午後の稽古が終ってからの夕刻や夜に、人知れずどこかで稽古をやっていたらしいが、私にはそれを察知する余裕はまったくなかった。

午前6時 起床
午前7時 朝食
午前9時 稽古開始
午前11時半 稽古終了
昼食後に午前中に使った道着を洗濯し、しばし休憩。
午後2時 稽古開始
午後5時半 稽古終了
洗濯、入浴後、夕食と続き、体を休め寝る。

■合宿で受けた指導

全部で6回の稽古指導を受けた。基礎的な体力を鍛える打ち込みや蹴りは以外と少なく、技術的な指導が多かった。激しい運動が続いたが、間接や筋肉を緩ませる運動と水分補給などにより、筋肉痛はほとんど残らなかった。ただ、体全体にだるさが残った。私にとって今回の合宿のポイントは、姿勢と歩き方、腰の回転だった。形(かた)の指導もしていただいた。

■合宿の成果

合宿中は時間が永遠に続いて終わらない気がしていたのに、終わってみると、あっと言う間だった。
師も先輩もほとんど語ることはない。とはいえ、今回の合宿で、先輩がたからこんな言葉を聞いた気がする。

「黒帯をとってからが本当の始まりだってこと、わかったかな。面白さはそれから無限に広がる。だから、ゆっくり楽しんでくださいよ。とにかく、余分なことをしないこと。自分で勝手に解釈しないこと。基本に忠実に、余分なことをせず、楽しみなさい」

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押忍!

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2007年8月14日 (火)

お盆

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東京の空が深い青色に染まる日

お盆の日本橋は体感気温は37℃

心傾く微風あり

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2007年8月13日 (月)

しっぺ返し

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花火となって爆発する

留まることを知らぬ無関心

夏は言葉がそっぽ向く

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