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2008年12月 8日 (月)

餅つきの季節

日曜日は無理やり午前8時半起床。

30分前に相方が声をかけてくれ、用意してくれた林檎を口に頬張りながら、そそくさと準備し、外に飛び出した。気温は低かったが、空は快晴で気持ちの良い天気。

玄関を出て徒歩1分のところに地下鉄半蔵門線の「水天宮前」駅への入口がある。そこまでは水天宮のわき道を通るのだが、いつもなら参拝する車がずらりと並ぶそのわき道は、来年用のしめ飾りを準備する職人さんたちに占領されていた。

「ああ、もう正月が近いんだなあ」

と、実感する光景だった。稽古に遅刻するのは先輩方に失礼になるので、わき見してる場合じゃない。少し先を急いだ。階段を駆け下り、何のためらいもなく改札を入った瞬間、

「あれ?何か変だぞ」

と、気がついた。今日は「秋葉原」経由で「駒込」まで行くので、日比谷線に乗らねばならなかったのだ。急いでるからと言っても、一番近い駅に入ってしまうなんて、 

「何やってんだか…」

と、失笑す。すぐに駅員に声をかけ、乗車カードをリセットしてもらい、改札を出た。 

地下通路から人形町通りへの階段を上がれば、そこから徒歩3分ほど先に日比谷線「人形町」駅がある。階段を上がると、通りが人、人、人であふれていた。

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「何ごとかい?」

と、横目で見ながら先を急いだのだが、けっこう大ごとらしい。水天宮前交差点から人形町交差点までの車道は一方通行のくせにだだっ広いのだが、その半分、3車線分ほどを通行止めして、その細長い場所に野外テントがびっしり張ってある。ところどころに白い煙が見える。町内会のそれぞれの法被(はっぴ)をはおった地元の人たちが、それぞれのテントに集まっている。

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大きな臼のようなものが目に入った。白い煙は蒸篭(せいろ)から立ち上がる湯気だったのだ。

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「ああ、餅つきだ」

と、分かると、そんなことやってる場合じゃないのに、つい立ち止まり、首に提げたライカD-LUX 4を取り出していた。何枚か写真を撮った。法被(はっぴ)を着た人たちとも少し話をした。 

「10時から始まるよ」

って言われてもねえ。こちらは稽古が始まる時間だし…。後ろ髪を引かれる思いを残しながらも、

「ああ、これで遅刻だな」

と、後ろめたい気持ちで先を急いだ。

幸いなことに、電車の乗り継ぎがよく、稽古には遅刻しなかったが、その日の稽古は基本稽古のオンパレード。体力を使いきり、ボロボロになって帰宅した。

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