« 思いは通ず | トップページ | 日本橋人形町『六兵衛』 »

2009年6月28日 (日)

すべての言葉よ 空を飛べ

2009_06_27_2629c

ライブは第三部に突入していた。

「らもさんの歌、歌います」と、良元優作は言うと、ちょっと笑って真顔になり歌い始めたのだった。

  人間らしいってわかるかい
  しょっちゅうヘマをやるってえ、ことさ
  俺は大麻で捕まって、牢屋で夜明けを待っている

  東の空があ、白み始めて
  すずめがあ、チュンチュン鳴いている
  朝陽はもう上るよ、少しずつだけどね
  そのときこそ、自由になるんだ

  自由、自由って騒ぐけど
  自由ほど不自由なものはねえんだ
  そんなこたあ、分かってるけど
  それでも自由が欲しいんだ

  オイラは自由を求めてる
  天皇からおまんこまで
  すべてての言葉よ
  空を飛べ

  朝陽はもう上るよ、少しずつだけどね
  そのとき、その日こそ、自由になるんだ

中島らもは好きでも嫌いでもなく、ずっと知らんぷりしていたけれど、最後の言葉にゃ、やられたわい。

土曜日の夕暮れどき、神保町の小さなワインバーに集まった人たち。二十人ほどだったろうか。常連たちはみな立ち見だ。

「聴きたい人がいるならやりますよ」

と、やってきた歌い手。そんなプライベート・コンサートだった。「キムおじさん」に皆こっそり涙し、曲の途中で大笑いしたり、歌詞を忘れた歌い手に歌詞を教えたり、なんとも賑やかな夜でありました。そして、どうかメジャーになってくれるな、と、願った夜でありました。

呼んでくれたみなべえ、ありがとね。そして、場所を気持ちよく提供してくれたボンビバンのママ、ありがと。

2009_06_27_yusaku01c

|

« 思いは通ず | トップページ | 日本橋人形町『六兵衛』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49806/45485426

この記事へのトラックバック一覧です: すべての言葉よ 空を飛べ:

« 思いは通ず | トップページ | 日本橋人形町『六兵衛』 »