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2009年12月10日 (木)

情報を仕入れるタイミング

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今日は晴天。風強く、雲、空を飛ぶ。

午後7時に目黒駅で師匠と待ち合わせ、友人Aちゃん宅を訪問。緑内障で大変なことになっている愛犬まこちゃんを、師匠が整体するのを見学した。一時間ほど子供をあやすように施術しながら師匠がAちゃんを指導する。その後、合流したRUMちゃんと四人で連れだって五反田に移動し、グルジア料理をいただく。グルジアはトルコに隣接するロシア圏の国。やさしい料理だった。

武道整体は今月末で卒業となる。指導は講義と実技、週一回4時間ほど。修行期間は通常二年かかるが、ほぼ一年で終了となる。卒業が早まった原因は、環境が整っていたからだ。マンツーマンの個人指導であったこと、二人ひと組で修得するための相方がすでに修行を終えていた先輩であったこと、週三回ほど行う実技訓練の実験台になってくれる友人たちに恵まれていたこと、家人の協力があったこと、そして毎日の課業を励行する意志が強かったことなどが挙げられる。

このような環境に恵まれたこと以上に、的確な師匠の指導が最も大きな要因であったことは言うまでもない。その中でも、情報の仕入れ方に関して多くを学んだ。まず最初に手渡された教科書について、師匠はこう言われた。

「教科書を知識の塊として暗記しても何の役にも立たない。施術に役立てられるよう文脈を読み解かなければ何の意味もない」

また、関連する書籍を勧められるようになったのは、習い始めて十か月ほどたってからだった。書庫から出してきた本には、東洋医学の原本である「黄帝内経(こうていだいけい)」の 「素問」(そもん)と「霊枢」(れいすう)、「整体」を創始した野口晴哉(のぐちはるちか)や亀井進、橋本敬三の著書があったが、その中から10冊ほどをお借りした。読んでみると、すんなり入ってくる。多分、半年前に手を出していたら、そうはいかなかったに違いない。武道整体と自分自身との距離感がつかめていなければ、情報に振り回されていただろう。

情報を大量に仕入れて事情通になる前にやるべきことがある。知る目的を「知らぬ」ことを武器に考え抜いて判断力を磨くこと。そこを乗り越えることができれば、自分の立ち位置を見失うことなく発言することができるだろう。根本的に世界を変革する基軸を生み出す可能性も高まるに違いない。

この夏からサイエンスの世界に頭を突っ込み始めたが、広すぎて迷子状態が続き困っていた。一か月ほど前にイラストレータの奈良島さんと一緒に見て回った「サイエンス・アゴラ2009」、科学のあり方を根本的に見直すきっかけとなった事業仕分け、伊藤豊雄氏のトークショー、北澤宏一氏の講演会を経て、やっと自分の立ち位置が見えてきた。

情報を発信することはまだできぬが、情報を一気に収集し整理していく段階に入ったことは間違いない。

昼食は「関山」のお弁当。

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