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2010年7月31日 (土)

夏だから、サマースクール

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ニューヨークで活動している、友人のサイエンスイラストレーター、奈良島知行氏がこの数年に渡って日本でやってきた努力が、この夏、花開きます。

東北大学でサマースクール、筑波大学で国際フォーラムが開催されます。ここでは、東北大学で開催されるサマースクールだけご紹介します。事前申し込みが必要なんですが、残念ながら、申込は締め切られています。紹介が遅くて、ごめんなさい。

「サイエンスイラストレーションサマースクールin Sendai 2010」

と題したこの企画は、ワークショップを主体にした実習講座です。サイエンスイラストレーションを本格的に実践する日本初の試みとして注目されています。

開催期間は、2010年8月19日から21日までの3日間。正式なインフォメーションは「東北大学脳科学GCOE」の下記のサイトで広報されています。

 http://ja.sendaibrain.org/topicsDetails/sci_illust_2010/


この企画はもともと、「サイエンスアゴラ」を立ち上げた長神風二さんと奈良島さんとの密接な関係があり、長神氏の新しい勤務先となった東北大学脳科学GCOEの尽力により実現しました。

当初の予想に反し、定員の三倍以上の申し込みがあり、東北大学の事務局は嬉しい悲鳴をあげました。でも、参加者を絞り込むのに頭を悩ませたようです。

サイエンスイラストレーションは、サイエンスの内容や概念を効果的にイラストを用いて表現する手法で、特に北米では専門の大学院課程が存在するなど、確立した分野になっています。このサマースクールは、この分野のトップ校の一つ、カナダのトロント大がkからマゼルスキー准教授を迎えた、3日間のショートコースです。奈良島知行および私も含めたサポートスタッフが同席し、指導にあたります。

サイエンスイラストレーションの学部講座は、アメリカで100年、カナダで60年の歴史があります。日本でも科学の世界で、サイエンスコミュニケーションの一部として認識され始めているのですが、サイエンスとアートはまだまだ距離感があり、日本の大学では専門のプログラムがスタートするには至っていません。

最後に一言。

北米から講師を招聘する交渉やもろもろの費用は、ほとんどすべて奈良島氏がまかなっているという現状を、良しとしてはいかんでしょ。今回は、東北大学と筑波大学から日本国内での交通費と宿泊費を出してもらうことになったんですが、各大学とも、その予算確保にはすごく、すごく大変だった・・・。担当された先生方には本当に頭が下がります。

奈良島氏は数年前から、サイエンスイラストに関する日本でのイベントがあれば、なんとかせねばと手弁当で関わってきました。それは、なんとも不健全な状況なので、私としては、NPO法人化するなどして、彼の活動を国家的に支援する仕組みを作りたいと思ってます。

(参考)
GCOE(Global Center of Excellece)というのは、大学がグローバルな競争力を持つために、国家的戦略として確保された予算によって国際的に優秀な人材を集めようとする高等な大学院のことです。

(余談)
「納涼名選会 鈴本夏まつり」の最終日は仙台にいるため、恋ちゃんといっしょn行けません。鈴本演芸場に行けるのは中日あたりか、と。柳家権太楼やさん喬のいぶし銀の演目も楽しみですが、今年は喬太郎をみてみたいのに、実現できるんかいなあ・・・。

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受信: 2010年8月21日 (土) 13時44分

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