音楽

2008年7月 5日 (土)

ポール・ポッツと龍角散

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         <薔薇の蕾が花開きました>

世の中は知らないことだらけ。1つ知ると、疑問が3個は増える、という。そうして、知りたいことが指数級数的に増殖していく。知れば知るほど、知りたいことが増えていく。困ったものだ。

ポール・ポッツという歌手を知ったのは、つい先日。mixiの友人がメッセージにアップしていたのだ(↓)。メッセージに貼り付けられていたYouTubeへのリンクで、その様子を知ることができる。

…(以下、引用文です)
少年時代からいじめにあって来たという彼が、“自分の歌声だけが友達”と、様々な苦難と挫折を乗り越え、ついに36歳になった2007年、オーディション番組『Britain’s Got Talent 2007』に出場。名曲「誰も寝てはならぬ」を熱唱し、はじめは全く興味を示さなかった会場と審査員を瞬時に熱狂の渦に巻き込み、見事優勝を勝ち取った。


<予選>
http://jp.youtube.com/watch?v=DcZcFssyJ-4

<Semi Final>
http://jp.youtube.com/watch?v=rDB9zwlXrB8&feature=related

<Final>
http://jp.youtube.com/watch?v=K_5W4t_CBzg&feature=related

…(以上、wakwak♪さんの記事より引用終わり)

私は予選の様子を何度も何度も観た。なぜ訴える力をこの人は持っているのか、ずっと考えている。

2008年7月5日の今日、ポール・ポッツが急きょ来日。「龍角散」のCM撮影のためという。昨年、世界を席巻した男は今年、日本の茶の間をもにぎわすのだろうか。

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2006年12月20日 (水)

ハートに火をつけて

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ここは地下鉄「大手町駅」上りエレベータ前。最終電車の発車時刻が迫っていた。エレベータを全速力で駆け上がっていく女を見た。

今日、12月20日に発表された訃報に愕然とした。17日に女優岸田今日子が逝ったというではないか。妖怪は死なないと思っていた。舞台に立つ岸田さんは妖艶で美しかった。かくありたい、と思った。

なぜか分からないが、ドアーズの「ハートに火をつけて」をCDラックの奥から探し出し、大音響で聴いている。しばらく何もしたくない。もうしばらくほっといてくれ。もう少ししたら、オレも動く階段を全力で駆け上るから…。

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2006年11月30日 (木)

ナックな水曜日

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  <仕事のあいまに散歩する(日本橋人形町二丁目)>

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昨日の水曜日、11月29日は「いい肉」の日だそうで、夜は豚肉たっぷりの牡蠣鍋(かきなべ)にしました。味噌味で唐辛子を効かせた牡蠣鍋を食べると、汗びっしょり。明日の夜からは寒気が関東をすっぽりとおおい、いよいよ本格的な冬がやってくるみたい。

水曜日は朝からステレオを大音響で鳴らしながら、作業を始めました。来年のカレンダーを送る時期は、もう遅いくらいですからね。ザ・ナックとZZトップ、The Policeを繰り返し繰り返し。「執筆せにゃいかんのに」というあせりを頭から払拭するためにも、テンポのいい楽曲がむいてます。

まず、冊子小包用の固い封筒に宛名などのラベルをペタペタと貼る。次に、メッセージを記した書面を添えたカレンダーを封筒に入れ、封をする。最後に、「冊子小包」の赤い印と、料金別納郵便の黒い印を、ペッタンペッタンと押して完成です。この作業を250回ほど繰り返していたら、もう夕刻近くになっておりました。

すぐ近くに郵便局があるので、カレンダーを入れたかばんを両手にさげ肩にかけ、二人で二度往復し、発送を済ませました。郵便局からの帰りに、ちょっとだけ人形町界隈をお散歩。

住所録を最新にしたり、送付先を選んだり、タック印刷したり、封筒を選んだり、封筒にラベルを貼ったり、カレンダー詰めたりする作業は、誰かにあずけてもいいんですが、自分たちでやらないと、気がすまないんですよ。締め切り迫る原稿の執筆は、この作業で何日か中断してしまいました、けっして無駄な時間じゃありません。というか、作業をしながら出会った人たちの顔を思い起こすのって、とても楽しいし、肉体労働って達成感あるんですよね。

作業が終わった今でも、ザ・ナックの「マイ・シャローナ」が耳の奥から離れなくて困ってます。

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2006年8月22日 (火)

素晴らしき放浪者たち

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舞台でベリーダンスを踊るラムちゃんは妖艶そのものだった。

十人ほどで群舞する中にあっても、スリムで上背もあり肉付きの良い彼女のモデル体型は、どうしようもなく際立っていた。そして、あの解き放たれたような笑顔…。

彼女の本業はお堅い仕事だ。それを知る友人たちは、舞台発表の場でちゃんと踊れるだろうかと、みなハラハラドキドキだったはず。アラブの衣装をわずかばかり身にまとい、腰を振り、胸を揺すり、舞い踊るラムちゃん。

振り付けは複雑でなく何度か繰り返されたが、退屈ではなかった。というより、同じような振り付けが繰り返されるにしたがい、観客の感情は次第に高まっていった。そうして、観る者たちを日常の世界から別の世界に引き込んでいく。踊り子たちも別の世界に入り込んでいく。これがエロスというものか。

何かから解き放たれたような空間が、渋谷のとある小さな公会堂にできあがった。私は一瞬、踊り子たちと放浪の旅を共にしているような錯覚にとらわれた。一瞬は永遠につながる言葉。永遠に流れる時間を、一瞬一瞬感じさせる場所、それが舞台だ。そこにいたのは友人としてのラムちゃんでなく、ひとりのダンサーだった。

お盆休み最後の日曜日、蒸し蒸した空気がドヨンとたまった宮益坂下で奇跡が起こったのだ。とは、ちょっと言いすぎだが、小さな公会堂で観た光景は、記憶のひだにまとわりついて長いこと離れないに違いない。

舞台は、バレーとストリートダンスの発表会も兼ねた、ユニークなものだった。「単なる素人の発表会じゃないの」と、言い捨てる人もいるだろう。「いやいや、客演にプロを招待したバレーもあり、レベルは高かったじゃないのお」と、弁護する人もいるだろう。舞台を楽しむとき、そんな「旨い下手」は論じるに値しない。演じる者と観る者が舞台を介して一体になれたかどうか、それが問題。なぜなら、劇場は時間を操る怪物なのだから。

ラムちゃんが踊ったベリーダンスと、バレーやストリートダンスと違っていたのは、主体が踊る側だけでなく観客を巻き込んでいたことにある。ベリーダンスを指導した人の力量に負うところ大だと思われる。また、三つの異なる表現を同じ日にした試みは、やんごとなき事情があったかもしれぬが、結果的に成功だったといえるだろう。

少し暗くなり、踊り終えたダンサーの友人たちと共に表参道に繰り出した。中華料理店『希須林(キスリン)』で腹ごしらえし、お盆休みらしい『大坊珈琲店』を通り過ぎた先にある「ラ・プラス」の『Limapuluh』カフェーに入いり、閉店まで粘る。

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その店では70年、80年代の音楽が流れていた。「ABBA」や「Police」に混じって滅多に耳にすることないサウンドも流れた。『スーパートランプ』の「ロジカル・ソング」「グッドバイストレンジャー」「ブレックファスト・イン・アメリカ」が三曲続いて流されたときは、話そっちのけで聞き入ってしまった。この三曲は『スーパートランプ』(素晴らしき放浪者たち)を世界に知らしめたアルバム「ブレックファスト・イン・アメリカ」のA面に収録されていたもので、続けて聴くところに価値があるからだ。

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           <さあ、日常に帰るとしよう>

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2006年3月 6日 (月)

白いスイートピー

■日曜日に視聴するTVドラマは「輪舞曲(ロンド)」だけ。主題歌は絢香(ayaka)のデビュー曲『I believe』。彼女の曲作りの才能は計り知れない。声の良さは松田聖子に匹敵するかもしれない。
■一連の名曲を歌い上げる松田聖子の美声にかすんでしまったが、群を抜いた美声を持つアイドルがいた。彼女の名は浅香唯。軽やかに波打つビブラートの響きは一級品だった。アルバム『Melody Fair』は今でも輝いている。もうちょっと売り方がうまければ、大ヒットしたかもしれぬ名曲ぞろい。
■スイートピーが花瓶に飾られるこの季節、なぜか無性に彼女の声が聞きたくなるのは、松田聖子が歌った『赤いスイートピー』のせいだろう。過密な録音続きで声をつぶしてしまった浅香唯の美声。悔やまれてならない。
■彼女の声には真っ白なスイートピーがよく似合う。もし、ボタンがひとつ掛け違っていたら、赤いスイートピーも遠くにかすんでいただろうに…。

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<EOS 5D ISO-100 50mm F/8 1/125sec>

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2006年1月 5日 (木)

青春アミーゴ

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■「劇団★新感線」の芝居『荒神~AraJinn~』を観たのは昨年の3月。その開演前、客席に座ってるかわいい男の子と目が合った。どっかで見たことがあるけど…あっそうかTVドラマ『ランチの女王』で末っ子を演じたニュートラルな子だ、ちょっと古いか。えっと、最近だと……などと記憶の糸を手繰り寄せていたら、会場がにわかにざわつき始めた。

「山ピーだ!」「山ピーだ!」「山ピーだ!」「山ピーだ!」

■ピーピーピーピー、ああ、うるさい。小声で目を潤ませる女ども、いい加減にしろい! もうすぐ芝居が始まるから勘弁してくれよ、とちょっと呆れていたら、芝居が始まる直前にピタリ、おさまった。意外と礼儀正しいじゃないの、とちょっと安心し、観劇したのだった。悪態はつくべからず、だな…。

■山ピー(山下智久)なんてどうでもいいと思っていたのに、昨年末に放送されたテレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』で、その魅力にやられちまった。主役は『ごくせん』で人気が出た子(亀梨和也)の方だが、山ピーは主役を食っちまうなんて気がないのに、完璧に食ってしまったようだ。それは、ドラマの最後に出てくるテロップに現れていた、と思う。確か最初のうちは、山下智久の名前は亀梨君の次に並んで出ていたが、いつ頃からか【特別出演】という冠がついていたはず。思い違いかもしれない…。
■この歳になってやられるとはねえ。なんだよぉ、と思う。しかも同性だぞ、その気(け)はないけど。しかし仕方ない、魅力を感じるのに、年代も性別も関係はない。
■二日前に相方が手に入れたCD『修二と彰 青春アミーゴ』は、なぜか私の手元にある。書斎のスピーカーから大音響で鳴り響く毎日なのだ。最初の1曲だけをリピートさせている。いや、素晴らしい。
■この写真、カバーデザインの著作権に抵触しかねないが、桃色の鼻欠けプタ“ミュー”君が主役ということで勘弁してくれい。

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2005年9月11日 (日)

アソーレスの島々

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<鼻欠け豚ミューとアソーレスへ行くか…>

■土曜日の夕刻、都営新宿線に乗り新宿へ出る。『京王プラザホテル』3階にある喫茶『デュエット』で人と会い、三時間ほどで帰宅す。
■行き帰りの電車の中で、「今日は休日だから…」とMDプレーヤーのイヤフォンを耳に突っ込み、マドレデウスの「アソーレスの島々」と「サンタ・カタリーナの見晴台」という器楽曲を繰り返し聞く。
■アソーレスは大西洋に浮かぶヨーロッパ最西端の火山島群。神が宿るといわれる島々を描いたマドレデウスの演奏を、都営新宿線の中で聴いていると、乗り合わせた乗客たちの表情が穏やかに見える。
■先週の土曜日、郡山にてチェロを弾く人あり。マドレデウスを知る彼女が演奏するこの楽曲を聴いてみたい、と車中でふと思った。

○アソーレスの島々“As Ilhas dos Açores”
 アルバム「海と旋律」(1990録音/1993日本発売)に収録

○サンタ・カタリーナの見晴台“Miradouro de Santa Catarina”
 アルバム「アインダ」(1994録音/1995日本発売)に収録

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2005年8月23日 (火)

レクサスとクラナド

■アメリカで成功を収めたトヨタの『LEXUS』。今月末から日本への逆輸入が本格的に開始される。今夜、そのテレビ広告を初めて見て、いやあ、驚いた。
■なぜ、その広告用サウンドに、アイルランドの音楽を使うのか? テーマソングとして採用されているのは“Harry's Game”のテーマ。これは、知る人ぞ知る“クラナド”の名曲。“クラナド”は“チーフタンズ”や“U2”、クラナドのメインボーカルである、マイヤ・ブレナンの妹である“エンヤ”などに代表される、アイルランドのサウンドだ。
■“Harry's Game”のテーマは、確かに『LEXUS』の高級感をイメージさせる曲なのかもしれない。しかし、なぜこの曲でないといけないのか? 90年代にアメリカで成功したのなら、その当時のアメリカの代表的なミュージシャンを使えばいいではないか。アイルランドを賛歌するクラナドのあの名曲を使うのであれば、それなりのコンセプトがあってしかるべきだろう。
■個人的なエゴだとは分かっているが、“Harry's Game”のテーマやKansasの“Dust in the wind”とか、訳分かないプロデューサーに使ってほしくないんだよね。
■ちなみに、『LEXUS』の広告はウェブでも見ることができる。
 →http://lexus.jp/feel_lexus/journey/

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2005年7月17日 (日)

オオ、ボーノ!

十五年ほど前に会社を立ち上げた頃、それ以前の二年間はプーだった。その二年間、『風の谷のナウシカ』や『ブレードランナー』とともに、ずっと観ていたLDがある。それは、『U2 Rattle and Hum(U2 魂の叫び)』というアルバムだ。
U2は、ウツとは読まない。ユーツゥーと読む。常識だ。アイルランド出身の4人組は、以下のとおり。

ボーノ (ボーカル、サイドギター)
エッジ (リードギター、キーボード、ボーカル)
ラリー・ミューレン・ジュニア (ドラムス)
アダム・クレイトン (ベースギター)

最近、久しぶりにそんなLDを引っ張り出し、繰り返し観ているのだが、印象が増幅されてくることに驚いている。その中でも、ボーカルであるボーノの色気のある声と歌唱力は、すごい、としか言いようがない。きっと、映像が音を増幅するのだろう。

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2004年12月 1日 (水)

気分直しにミッキーマウス

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 子供じゃないけど…

■昨日、まだリボンをつけたままのポインセチアが寂しそうだったので、12月に入る前だというのに、押入れから電動のミュージックボックスを引っ張り出し、ポインセチアの横に置いた。濃い緑色が全体に塗られたミュージックボックスの扉には、でっかいクリスマスツリーを飾りつけしているミッキー・マウスやミニー、ドナルド・ダックたちの絵が踊っている。部屋のこのあたりだけは、もうクリスマス一色。ネオンでイルミネーションするのは、もう少し先だな。
■ミュージックボックスの名前は「Mickey's Musical Toy Chest」。なんだ、おもちゃじゃないか、とバカにしないでほしい。これがけっこうスゴイのだから。
■ミュージックボックスの扉を上に押し上げてあけると、目に飛び込んでくるのは、真っ赤な絨毯の壇上に並ぶ5人の正装した演奏者たち。なにせミッキーやミニーたちが両手で持っているのは、大きなハンマー。演奏者の左右に立てられた鉄琴を、このハンマーが打ち鳴らすのだ。

■スイッチを入れてみよう。一人目がハンマーを振り回して鉄琴を打つと、二人目、三人目が鉄琴を打ち、メロディが奏でられていく。演奏されるのは、もちろん、クリスマスソング。
■一人で2つの音を担当しているため、演奏者たちはけっこう忙しい。早いテンポで同じ音を連打した後は、自慢げにさえ見える。レパートリは40曲ほど。スイッチを切らない限り、繰り返し演奏してくれる。もちろん、途中でお休みさせることもできる。
■ただ、曲の順番を変えたり、曲目をリクエストすることはできない。それにボリュームも調整できない。音量は大きく鉄琴の金属音は響き渡るので、深夜の使用は要注意。おもちゃなので、そこは大目に見てほしい。過分の要求をすると、へそを曲げてしまうのでね。

■ポインセチアのお蔭で、ずいぶん早い出番となってしまった今年のミュージック・ボックス。せっかくだから、歳が暮れるまで歌詞カード片手に毎日歌って、気分を盛り上げてみましょうかねえ。

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