2010年7月 4日 (日)

Gaudi & Barcelona Club

ガウディを紹介しているサイトはたくさんありますが、
中でも最も充実しているのは、
「Gaudi & Barcelona Club(ガウディ・アンド・バルセロナクラブ)」でしょう。

ホームページ(英語版)
http://www.gaudiclub.com/index.asp

ホームページ(カタロニア語)
http://www.gaudiclub.com/cat/index.asp

ホームページ(スペイン語)
http://www.gaudiclub.com/esp/index.asp

ホームページ(日本語版:2001年5月1日で更新停止中)
http://www.gaudiclub.com/jpn/index.htm

最新のニュースのひとつは、世界遺産に登録されているガウディの処女作「カサ・ビセンス」が競売にかけられている話です。

もう一つは、ガウディ建築とバルセロナをテーマにしたカレンダーを紹介しています。
http://www.gaudiclub.com/tenda/productes.asp?id_familia=0048&lang=eng
全部で15種類ありますね。以下のリストを参照してください。

Barcelona 2011 big Calendar $ U.S. 16,25
Calendar 2011 Casa Batllo big $ U.S. 16,25
Perpetual trencadis calendar $ U.S. 8,13
Calendar 2011 Gaudi big Lizard $ U.S. 16,25
La Pedrera 2011 big Calendar $ U.S. 16,25
Park Guell 2011 big Calendar $ U.S. 16,25
Sagrada Familia 2011 big Calendar $ U.S. 16,25
Pedrera 2011 small Calendar $ U.S. 9,48
Sagrada Familia 2011 small Calendar $ U.S. 9,48
Park Guell 2011 small Calendar $ U.S. 9,48
Park Guell 2011 small Calendar $ U.S. 9,48
Casa Batllo 2011 small Calendar $ U.S. 9,48
Casa Batllo 2011 small Calendar $ U.S. 9,48
Gaudi Calendar 2011 2 in 1 gift pack $ U.S. 20,32
Desktop 2011 Calendar $ U.S. 9,48

壁掛けカレンダーの大と小、卓上カレンダーの3種のようです。お値段は、大が1800円くらい。小と卓上が1200円くらいでしょうか。昨年からamazon.co.jpで本格的に販売され始めています。今年も以上のカレンダーのうちから何点かamazon.co,jp販売されるでしょう。余談ですが、うちで企画制作している「ガウディ 2010年 カレンダー(amazon.co.jpへのリンク)」が予想より売れなかったのは、それが原因だと思われます。

今回で8回目となるうちで制作している「ガウディ2010年カレンダー」に関しては、掲載している写真の詳しい説明を以下のリンクで紹介しています。
http://www.guell.co.jp/gaudi/2010cal/10_00.html

日本人が作るガウディカレンダーより、現地で作られたものが珍重されるのは、人情として私でも分かります。ただ、写真の質とかガウディに対する愛情とかでは負けてないとは思うんですがねえ。仕方ないでしょう。

話を「ガウディ・アンド・バルセロナクラブ」に戻すと、メーリングリストに登録しておくと、半年に一度、最新のニュースが送付されてきます。半年単位ですが、内容は非常に良いものです。

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2009年9月24日 (木)

ガウディ・カレンダー2010

来年度のカレンダーを作りました。B3サイズ、月めくりの壁掛けカレンダーです。

このカレンダーはスペインの建築家ガウディの作品を紹介するもので、今回で8回目になります。私が所属している会社、グエルのスタッフが撮影した写真は5万枚を超えました。ガウディが設計した主な建築物は20数点ありますが、その中からバルセロナ周辺で目にする10作品、13枚の写真を選びました。

今回のテーマは「フォルム」。写真がモノトーンなのはそのためです。表紙の写真は「カサ・バトリョ」。夜に撮影した写真のネガなのですが、お気づきでしょうか。

今年もトライエックス様のご協力を得て、書店や文具店、デパートのカレンダー売り場、amazonなどのウェブショップで販売させていただいております。価格は2500円。また、(株)グエルのウェブサイトからも購入できるよう準備しています。

以下の画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

表紙 「屋上に生息するドラゴン」

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カサ・バトリョ Casa Batlló
正面屋上付近。寒風吹く真冬のバルセロナ、午前2時に撮影した写真です。建物全体がファインダーのなかでうごめいているようでした。

1月 「天に向かって落下する鐘塔」

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サグラダ・ファミリア贖罪聖堂 El Temple Explatori de Sagrada Familia
誕生の門。逆さ釣り実験で実証した重力に抗しない植物のような建築構造は、フライングバットレス支持を要するゴシック様式を超える教会建築といえる。

2月 「自然に溶け込む人工造形」

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グエル公園 Park Güell
立体道路を支える転び柱。起伏に富む傾斜地を巡る道は橋や立体道路で結ばれている。公園から出た岩をレンガ構造の柱に被覆し自然に溶け込ませている。

3月 「鉄細工の魔術師」

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グエル別邸 Finca Güell
広大な敷地の北門扉に施されたドラゴンの装飾。銅板職人の血筋を持つガウディは鉄を巧みに操るすべを熟知していた。邪気を寄せ付けぬ迫力ある作品。

4月 「海底洞窟への憧憬」

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カサ・バトリョ Casa Batlló
正面玄関。動物の骨格をモチーフにした奇抜なデザインが異彩を放つ。玄関で怪物に呑み込まれ、海底洞窟から海面を見上げているような感覚に囚われる。

5月 「モダン建築の先駆け」

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グエル酒蔵 Bodegas Güell
貯蔵庫と住居と礼拝堂を兼ねた葡萄酒工場。石造りに見えるが建築構造はレンガ造り。三角形断面の幾何学的構造体はモダンデザインと高く評価された。

6月 「伝統様式の昇華」

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カサ・ビセンス Casa Vicens
建築家に成りたてのガウディが初めて設計した個人住宅。伝統的なムデハル様式の影響を強く残しながらも、前衛的タイル張りによる斬新さ際立つ建築。

7月 「伝統を打ち砕く独創性」

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グエル別邸 Finca Güell
門に沿って建てられた馬屋の屋上。半円形の断面部から外光を入れる。塔の曲面をなだらかに装飾をするため、ガウディは初めてタイルを破砕して貼りつけた。

8月 「パラボラアーチ連鎖空間」

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サンタ・テレサ学院 Colegio de Santa Terresa de Jesús
修道院の二階廊下。パラボラアーチを連続させ光のひだを演出している。薄くて固いレンガを交互につなぎあわせる「持ち送り方式」によって実現された。

9月 「王家のゴシック様式」

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ベリェスグアルド Bellesguard
正面。城郭を思わせるレンガ構造石張り建築。フィゲーラス氏から依頼を受け設計した個人住宅。天を突き刺すようにそびえ立つ塔は王が待つ槍を想起させる。

10月 「フニクラ構造の発見」

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コロニア・グエル教会堂 Igresia de la Colonia Güell
転び柱で支えられる教会堂の地下聖堂。10年以上をかけたフニクラという逆さ吊り実験によって検証した、重力を合理的に支える構造によって設計された。

11月 「波打つ岩」

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カサ・ミラ Casa Mirà
バルセロナの中心、グラシア通り角地に立つ集合住宅。波打つ岩の外装がカッパドキアのような洞窟建築を想起させる。採光を考慮し全室異なる間取りを持つ。

12月 「押し寄せる空間」

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サグラダ・ファミリア贖罪聖堂 El Temple Explatori de Sagrada Familia
誕生の門を飾る物語と歴史が刻まれた彫塑的建築。ガウディが没した後も数多くの建築家や職人たちが、時代を超え主張や利害を超越し聖堂をつくり続けている。

裏表紙 「解説編」

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以上です。

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2008年12月27日 (土)

ミ・アミーゴ

彼は別れしなに僕をギュッと抱きしめると、何か耳元でささやいた。それは昨年の4月29日、春の気まぐれな冷気ただようバルセロナでの別れだった。

彼との約束を果たそうと帰国したものの、突然、僕は体調を崩し丸一年を棒に振った。遅れを取り戻すべく動き回ったこの半年、いくつかの成果が上がった。彼も喜んでくれるにちがいなかった。

「もう少しだね」

と…。

彼と初めて会ったのは、ガウディが生まれ育ったリウドムスというスペインの田舎町だった。ある記念式典の貴賓席に座っていた。知人から紹介され彼と話をしていると、隣に座っていた中年の女性が嬉しそうにこう言った。

「私と結婚して夫は歩けるようになったんですよ」
「ムイ・ビエン!(そりゃすごい)」

五年前に結婚した彼は三回目の再婚で92歳。歩けるようになったことも、すごいことだが、この歳にして若い嫁を迎えることが、なんともすごいことではないか。これがきっかけで気難しそうに見える彼の表情も和らぎ、話が思わぬ方向に展開したのだった。後から思えば、どうもこれが若妻の心づかいだったようだ。彼女は、夫の教え子の教え子だという。西欧では年齢の差ってあまり気にしないようだ。

その一週間後、バルセロナの彼の自宅に知人と招かれ、ある企画を実現する約束をしたのだった。ガウディと同時代に活躍した建築家ビラセカが設計した自宅マンションは、ガウディのカサ・カルベットのすぐ近く。下の画像はその時に撮影したビデオだ。

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あれから一年半、ジュゼップ・マリア・ガルーが今月11日に逝去した、という知らせが先日届いた。あのとき彼が僕の耳元でささいた言葉が聞こえたような気がした。

「ミ・アミーゴ。アスタ・ルエゴ」(友よ、また会おう)

という声が…。

無念。

 

 

彼の訃報を知ったのは、『ガウディ&バルセロナクラブ』というウェブサイトが発行するニューズレターだった。ウェブサイトからは読めないので、その内容をここに紹介しておきたい。

ガルーさんは建築史家であり、「ガウディ博物館」(The Gaudí House Museum)の館長を長年に渡ってつとめ、ガウディとガウディ建築を世界に紹介してこられた方だ。掲載された弔文は、二人の最も著名なガウディの紹介者から寄せられている。一人は、「ガウディ生誕150年祭」を指揮したり「カサ・ミラ」の展示館やさまざまな企画をされているジラール氏、もう一人はガウディ研究の第一人者バセゴダ氏である。

<from Gaudí y Barcelona Club mailing: Gaudi News Winter 2008>

•  OBITUARY OF MR. GARRUT

Our friend and collaborator, Josep Garrut i Sanroma has left us, a lamentable loss that we feel in the deepest part of our beings.   A person of indomitable will who during the long years of his existence was ready for a fight until the final moments of his life, always offering us his collaboration and friendship.
I remember the last time we were together, it was last summer, specifically the 23rd of June, for the celebration of 125 years of the Gaudi alterpiece project for the Capilla de la Santisima de la Iglesia de San Feliu de Alella.  Despite the usual aches and pains due to his advanced age, his usual conversation and optimism were clearly visible and nothing signalled his extremely sad demise.  May he Rest in Peace.

Josep Giralt

Josep Mª Garrut i Sanroma

Art historian and critic born in Barcelona in 1915, he dedicated part of his long life to creating awareness of the history of Barcelona and the history of Art in Catalunya.  Academic of the Royal Academy of Fine Arts of Sant Jordi and decorated with the Sant Jordi Cross, he died in Barcelona on the 11th of December 2008 at 93 years of age.

STUDIES

Graduate in Arts and Sciences from the University of Barcelona, he specialised in museography and history of art in Paris, Munich and Rome, and also studied plastic arts at the Sant Jordi Fine Arts High School where, in 2006, when it was then the Fine Arts Faculty of the University of Barcelona, he finalised his doctorate studies with the thesis The Timeless Universe of Gaudi.

HISTORY AND LIFE

Fervent admirer and devotee of Gaudi, his thesis was the culmination of a long and intense dedication to the artist, who he knew personally.  He devoted almost all his life to him, as an academic, as recuperator of his work, as vicepresident of the Association of Friends of Gaudi and as director of the Gaudi House-Museum of Güell Park, since its foundation in 1963 until his death.

•  OBITUARY FROM PROFESSOR BASSEGODA, CHAIRMAN OF THE GAUDI CHAIR

DEATH OF THE DEAN OF THE GAUDINIANS

Jose Maria Garrut Roma (1915-2008) during his life was an art critic, a writer, draftsman and academic, of nativities and, especially, of the work of Gaudi.  Having lived in Arcs street as a youngster, he could remember Gaudi when he was alive.  For many years he was Vicepresident of the Association of Friends of Gaudi and curator of the Gaudi House-Museum in the Güell Park, about which he published a complete guide.  He was a friend of Salvador Dali, who he frequently visited in Port Lligat, he was a profesor in the School of Fine Arts and director of the History Museum of the City.  In December of 2005, at ninety years of age, he read his doctoral thesis, entitled "L'Univers intemporal de Gaudi" which he presented with great success and energy at the San Jorge School of Fine Arts, obtaining the highest grade Summa cum laude nemine discrepante.   In 1977 he became tenured at the Royal Academy of Fine Arts of San Jorge.

His book about Catalan painting from the XIX and XX centuries is a classic on the subject and together with many other articles in newspapers and magazines  accredit him as an excellent writer in both Catalan and Castilian Spanish.

Throughout his life he experienced very happy times, such as a homage paid to him during an academic event in the Royal Chapel of Santa Agueda, or unpleasant times such as when he was on the front line in the civil war and met Durruti.   A cordial and affable man, he devoted himself to explaining the artistic beauties of Barcelona from a body he presided over in the History Museum of the City.  May he Rest in Peace and bask in the knowledge that he fulfilled his duty in spades.

Juan Bassegoda Nonell
President of the Friends of Gaudi

以上。

なお、『ガウディ&バルセロナクラブ』のニューズレターは以下のリンクから申し込めば、無料で配布を受けられる。有料でのサービスもある。また、参考までに「ガウディ&バルセロナクラブ」のリンクを以下に紹介する。

FREE SUSCRIPTION TO THE GAUDÍNEWS MAGAZINE
http://www.gaudiclub.com/registro/condiciones.asp?lang=eng

Gaudí y Barcelona Club
http://www.gaudiclub.com/

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2008年12月23日 (火)

ガウディ~知られざる生涯

先日、といっても、もう二か月ほど前の11月17日のこと、ブックデザイナーの森枝雄司さんとお会いした。白山の事務所に初めてお邪魔したのは三月末。これで二度目となる。

森枝氏はデザイナーだが、ガウディ建築にも詳しい。『ガウディになれなかった男』や『ガウディの影武者だった男』といった著作物も執筆されている。
この二冊の本はガウディの名前が冠されているが、取り上げているのは、書名からも分かるようにガウディではない。同時代に生きた別の建築家だ。前者は、当時ガウディ以上にカタルーニャのモデルニスモ運動で指導者的立場にあった、ドゥメネク・イ・モンタネールという大建築家の話。後者は、森枝氏がデザイナーとして多くの刺激を受けているという、ガウディ以上にあふれる才能を持ちながら不遇な建築家だったと評価の高いジュセップ・マリア・ジュジョール。
これらの本では、同時代を生きた建築家たちがガウディと対比して描かれているが、逆に、ガウディ建築の評価や位置づけを客観的に見ることができるため、ガウディ建築を知ることができる名著のひとつとして、私は高く評価している。

森枝氏は大学で建築を専攻したが、建築でなく出版の世界を選び、ある大手出版社で編集者として働いていた。そんな彼が、なぜこのような本を出版できたのか、そのいきさつは興味深いが、ここで詳しくは語らない。この2冊の本を価値ある存在にしたのは、彼が編集者としての冷静な視点を持っていたから、ということだけを、ここでは語っておこう。

二度目に訪問したとき、ガウディ建築を紹介するテレビ番組のことが話題になった。
「あまり良いのがない、というか、偏り過ぎる内容が多いね」
と言いながら。彼が
「この番組がいいと思うんですが、観たことありますか?」
と言って見せてくれたのが、『ガウディ~知られざる生涯~』だった。

正式なタイトルは:
『ドキュメント地球時間 生誕150年 ガウディ~知られざる生涯~』

この番組が日本で放送されたのは、タイトルどおり、ガウディ生誕150周年にあたる2002年のことだった。番組をつくったのは現地スペインの制作会社で、翻訳版がNHKから流された。

ガウディについて放送されたテレビ番組はすべて録画してるわい、と自負していたのだが、違っていた。しかもこの番組は、圧倒的にできが良いのだ。
時代背景の描写が秀逸で、産業革命から初の労働組合ができることや、人身売買などの不正な貿易で巨万の富を築いた新ブルジョアたちが贖罪の意味で寄付をした、といった、これまでになかった負の側面への切り込みもある。

とはいえ、実は、この番組のことは、森枝氏を訪問する前にYouTubeで発見し、観ていた。ガウディに惹かれている者として、スペイン語を始めた者として、ガウディ建築を語る美しいスペイン語を覚えたい。NHKに問い合わせしたら、スペイン語版を入手できるのだろうか。

【ご注意】
上で取り上げたガウディの番組は、YouTubeの利用規約に違反しているため、YouTubeから削除されている。

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2008年11月18日 (火)

ガウディと源氏物語

ガウディがなぜ多くの日本人に好まれるのか、そのひとつの答えを見つけた。

それは、『源氏物語』の存在だ。この物語が書かれたのは、ちょうど今から千年前のこと。周知のごとく、物語は光源氏の色恋の話なのだが、登場人物の感情が自然、ありとあらゆる生き物を通して描かれている。千年前の世界を思い浮かべたとき、花鳥風月に感情を投影したあのように繊細な世界はほかに類を見ない。千年前のイギリスにあったか。フランスにあったか。スペインにあったか。答えは否だ。もちろん伝説はあるだろう。ただ、肝心なことは自然とのかかわり方が違うこと。

ガウディが設計した建築物を見たとき、多くの人は「まるで生き物のようだ」と評する。多くの日本人がガウディに共感を覚えるわけは、長年に渡り培ってきた自然とのかかわりにあるに違いない。

一週間ほど前、「サイエンス・イラストレーション」について「JT生命誌研究館」にて、館長の中村桂子さんにお話をいただいたのだが、そのときに引き合いに出された『源氏物語』への女史の思いが、東京へ戻る車中、私の中でガウディにつながった。

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